友寄氏の座右の銘は「習試改慣(しゅうしかいかん)」。自らの造語で、あることを「習」ったら「試」して、自分なりに「改」良して、「慣」れ親しんでいく、という意味だという。
「この作業が楽しいから、これまで記憶力を鍛えてこられた。老けない脳を作るために欠かせない考え方だと思っています」
著書『老ける脳と老けない脳』を上梓したばかりの友寄氏だが、現在は、ルービックキューブのタイム更新と共に、6個のキューブの解法を覚えて、目隠しで1時間以内に面を揃える「複数目隠し部門」への出場を目指してトレーニング中だという。
※週刊ポスト2017年4月21日号