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老舗串かつ専門店のグルテンフリー串カツ 具材の味引き立つ

『クシノボウ1950』のグルテンフリー串かつ

 1950年創業の老舗串かつ専門店が、今年1月からグルテンフリーの揚げ物をスタート。メニュー開発のきっかけは、社長のマラソン挑戦。フルマラソンを走るために2週間グルテンフリーを試したところ、筋肉疲労が驚くほど軽くなり、「これはいい!」と思ったという。

 米に詳しい契約農家に相談し、玄米粉のパンをパン粉にして米粉とブレンドする衣に辿り着いた。小麦粉より油切れがよくて甘みもあり、具材の味を引き立てると評判だ。

 玄米粉やタピオカ粉などをブレンドして作ったパン粉は、普通のパン粉と比べて油を吸わないので軽く揚がる。店にはグルテンフリー串揚げ専用のフライヤーがあり、最近は外国人だけでなく、日本人のグルテンフリー注文がグンと増えている。

◆DATA
クシノボウ 1950
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウェストウォーク 5F
11:00~23:30(LO22:30)

無休

※女性セブン2017年5月4日号

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