中川:1回分で、2000円とかですね。VRをかけるだけなので。
竹内:そういう動画に出てくる女性もですが、雑誌のグラビアアイドルとかは、胸もお尻も大きくて、くびれもすごいですよね。そういうのを見慣れている男性にしてみれば、普通の女性は物足りないというのもあるでしょう。
片田:それもそうだし、やっぱりリアルな女性とつきあうと、面倒だしお金もかかるじゃないですか。やはりコスパ至上主義になっていますよね。
中川:われわれの世代以上の人にとっては、コスパという言葉は、あんまり好きじゃない。
竹内:損得勘定ですからね。
中川:でも、今は褒め言葉になっている。20代の人から「どこか飯、行きましょう」と言われて案内されるでしょ。で、「ここ、コスパが最高なんです」って言うんです。
片田:だからプレゼントとかでも、男の子が女の子に「何が欲しい?」って聞くでしょ? 昔なら指輪とか答えたものですが、「商品券!」とかって言うんですよね。
※女性セブン2017年5月11・18日号