スポーツ
2017.05.17 16:00 週刊ポスト
「どうせ今だけ」が合言葉 進撃の阪神に虎党の疑心暗鬼

好調は果たしていつまで続く?(金本知憲監督)
セ・リーグ首位・阪神の勢いが止まらない。広島との首位攻防戦で、球団史上最大となる9点差からの逆転勝利を含む3連勝。さらには52年ぶりの4連続完封を目指した巨人・菅野智之(27)を打ち砕くなど恐ろしいほどの絶好調である。
阪神“広報紙”のデイリースポーツは〈神撃止まらん!〉〈9年ぶり20勝セ1番乗り〉〈12年ぶりVあるで~〉と快進撃を伝え、大阪はまるで優勝したかのようなお祭り騒ぎである。しかし、トラ番記者はこの現象を「阪神ファンの不安の表われ」と話す。
「阪神ファンにはトラウマがありますからね。2008年には13ゲーム差を巨人に引っくり返され、2015年も9月に首位に立ちながら大失速。期待させておいてガックリというのが近年の“お家芸”になっているので、ファンも、この勢いが長く続くとは正直思っていない。今のうちに騒いでおこうという雰囲気が見えるんです」
OBからも不安の声は尽きない。元阪神監督の藤田平氏が語る。
「広島は菊池(涼介・27)やジョンソン(32)らが戦線離脱、巨人は大型補強がまったく活かされていない。他球団が足踏みしているだけ。首位、首位って、昨年も4月は一時首位に立っていたからね……」
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