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【菅野智之】に関するニュースを集めたページです。

巨人・菅野智之に囁かれる「限界説」 若手台頭でエース剥奪の危機
巨人・菅野智之に囁かれる「限界説」 若手台頭でエース剥奪の危機
 エースの一時代が終わってしまうのか──。そんな懸念を抱いてしまうのが、巨人・菅野智之(32)だ。4月29日の阪神戦に登板したが、直球の平均球速は140キロ台前半と走らない。抜群の制球力も影を潜め、ボール球先行の苦しい投球が続いた。審判の判定に苛立ち、マウンドを蹴り上げる場面も。2回無死満塁のピンチは無失点で切り抜けたが、3回に佐藤輝明に143キロの直球を完璧にとらえられ、右翼席のバルコニー席に消える特大の先制2ランを浴びた。3回3安打2失点で降板。右ヒジの違和感により、翌30日に登録抹消された。 この日の投球を見たスポーツ紙デスクはこう語る。「全盛期の菅野を知っているだけに、ちょっと厳しいなと感じました。この登板に限らず、昨年からコンディションに不安を抱えていて、投げてみないと分からない状況が続いている。先発の柱として毎年投げ続けてきた勤続疲労もあると思いますが、投球フォームのしなやかさが失われ、腕が横振りになる。 以前は状態が悪い時も菅野の“顔”で抑えられましたが、今の直球の強度、制球力ではごまかしが効かない。菅野が降板後に育成から支配下選手契約を締結したばかりの菊地大稀が登板しましたが、角度のある腕の振りから常時150キロを超える直球、フォークで2回2奪三振無失点と鮮烈デビューを飾った。正直、どちらがエースか分からないぐらいの投球でした」 最多勝3度、最優秀防御率4度獲得するなど「不動のエース」として活躍してきた菅野だが、野球人生における分岐点を迎えている。昨季は故障やコンディション不良に苦しみ、4度の登録抹消を経験。内定していた東京五輪代表も出場辞退した。シーズン終盤に復活の兆しは見せたが、19試合登板で6勝7敗と負け越し。規定投球回にも届かなかった。 復活を期した今季だったが、相手を制圧するような力強い投球は取り戻せていない。6試合登板で3勝3敗、防御率3.78。直球の球威がないため、際どい変化球を見極められてカウントを苦しくする。毎回のように走者をため、マウンドで不安な表情を浮かべる光景が目立つ。相手打線の拙攻にも助けられているが、大量失点を喫しても不思議でない登板が少なくない。 かつては、菅野に依存していた巨人の投手陣も、若手の台頭で変革期を迎えている。プロ2年目右腕・山崎伊織が4月28日のDeNA戦で6回3安打無失点の好投でプロ初勝利をマーク。4月は山崎、堀田賢慎、戸田懐生、赤星優志、大勢、平内龍太と6投手がプロ初勝利を挙げた。4月までに初勝利投手が6人も出るのは、プロ野球史上初の快挙だった。「山崎、堀田はトミー・ジョン手術を受けており無理はさせられない。赤星、大勢も新人なのでペナントレースの長丁場は未知数です。ただ、菊地も含めて巨人の将来を担う投手が次々に頭角を現わしてきているのは間違いない。先発陣はメルセデス、戸郷翔征、シューメーカーが安定した投球を続けており、昨季チームトップの11勝をマークした高橋優貴が先発の枠に入れずに救援で投げています。菅野といえども結果を出さなければ、先発の座が保証されているわけではない」(スポーツ紙遊軍記者) 菅野は32歳とベテランの域に入っている。コンディションを万全にした上で、投球スタイルのモデルチェンジも模索していかなければいけないかもしれない。
2022.05.03 16:00
NEWSポストセブン
開幕先発ローテに入れるか(時事通信フォト)
藤浪晋太郎、菅野智之の自主トレに参加に厳しい見方も ハム移籍の現実味は
 来シーズンに向けてキャンプインとなるプロ野球。阪神の悩める剛腕・藤浪晋太郎(27)は背水の陣に追い込まれている。高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をマークしたが、その後は制球難で一軍定着もままならない状態が続いている。 満足のいく成績を残せていない藤浪が、今季の自主トレで頼ったのが巨人のエース・菅野智之(32)だった。 ソフトバンク、西武、横浜、楽天の投手コーチ経験がある野球評論家の杉本正氏が語る。「菅野に軸足の使い方を指導してもらったようですが、効果は絶大でしょう。藤浪の球が右方向に抜けてしまう原因の一つに、膝が折れて体が早く回ってしまうことがあったので、それが修正されれば活躍が期待できる。また、菅野のピッチングフォームを間近で見るだけでも勉強になる。藤浪にとっては多くの実りがあったはずです」 一方で、虎番記者たちの見方は厳しい。「藤浪はこれまでも前田健太(現ツインズ・33)、ダルビッシュ有(現パドレス・35)などの自主トレに参加している。2018年には親交の深い武豊騎手のジムに入門しました。マスコミのネタにはなっていますが、復活はできていない。菅野の自主トレに参加したのも2週間足らず。危機感はあると思いますが、もっと長期間参加しないと効果は薄いですよ」(在阪スポーツ紙記者) 藤浪は今オフの契約更改で先発を熱望したが、番記者からは「先発は飽和状態」「自分の立ち位置を把握していない」との声も聞かれた。 厳しい意見が飛ぶ藤浪には、こんな噂まで聞こえてくる。「日ハムの新庄監督が、昨年の12月に藤浪の獲得を熱望しました。阪神内にもトレードに出したいとの意見もあるので、今季の成績次第では、日ハムへの移籍が現実になるかもしれません」(同前)※週刊ポスト2022年2月11日号
2022.02.02 16:00
週刊ポスト
右から元木大介ヘッドコーチ、原辰徳監督、吉村禎章作戦コーチ(時事通信フォト)
終戦の原巨人 CSでの疑問采配は「イエスマン内閣」の弊害か
 力み過ぎた中田翔がワンバンドのボール球を空振りし、ゲームセット。シーズン終盤の失速を象徴するようなシーンで、2021年の巨人は終幕を迎えた。セ・リーグのクライマックスシリーズ(以下、CS)のファイナルステージはヤクルトが王手をかけた第3戦で2対2の引き分けに持ち込み、日本シリーズ進出を決めた。 ヤクルトは1点リードされた7回裏に青木宣親のレフト前2点タイムリーで逆転。8回に同点に追い付かれるも、9回は抑えのマクガフが簡単に2アウトを取り、最後は代打・中田を三振で締めた。巨人はCSファーストステージで阪神に連勝し、勢いに乗るかと思われたが、本塁打、打点の2冠に輝いた4番・岡本和真を欠く打線はヤクルト相手に3試合で2点しか取れなかった。 原辰徳監督の采配にも疑問の声が上がっている。ファイナル2戦目の6回裏2死二、三塁の場面で8番の西浦直亨を歩かせて代打・川端慎吾と勝負させた。中4日で先発した菅野智之はこの回、すでに100球を超えていた。原監督は0点に抑えられていた高橋奎二を交代させるため、敢えて満塁にした旨を語っているが、結果的には川端が押し出しの四球、1番・塩見泰隆が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、5対0と勝負は決した。プロ野球担当記者が話す。「菅野をはじめチーム全体が、原監督の采配を全面的に信頼していたとは言い難いでしょう。特に、ボール1つの出し入れで勝負する投手にとって、微妙な心理状態の変化は結果に直結します。原監督がマウンドを去った後、菅野と坂本(勇人)がなぜか笑みを浮かべているように見えましたが、どんな心境だったのか。ただ、この作戦も、監督と選手の間に信頼関係のあった3か月前だったら成功したかもしれません。シーズン終盤、両者の信頼関係が急速に揺らいでいったようにも見えましたね」(以下同) 阪神、巨人、ヤクルトの三つ巴となった今年のセ・リーグ。監督、選手の経験値の高さから巨人が抜け出すと予想する評論家も少なくなかった。しかし、巨人は9月、10月と失速して10連敗も喫した。「8月20日に日本ハムから中田翔を無償トレードで獲得した時から歯車が狂い始めたと思います。中田はすぐに一軍登録され、スタメンで起用された。その代わり、好調のベテラン中島宏之、前半戦からチームを救ってきたウィーラーが控えに回る機会が増えた。 そして、中田が打率1割台と打てなくても、中軸を任せ続けた。これでチーム内に原監督への不信感が芽生えた面もあるのではないか。投手も9月に入ると中4、5日でローテーションを回すため、リリーフへの負担がさらに増した。その作戦がうまく機能していたわけでもないのに、最後までこだわり続けた。この3か月で急に意固地な采配が増えた印象です」最も年齢の近い吉村コーチでさえ5歳下 3位からの下剋上で日本一を目指したが、ヤクルトに完敗。それでも、原監督は来季も続投する。ペナントを奪回するにはコーチングスタッフの入れ替えも検討しなければならないだろう。しかし、山口寿一オーナーは原監督、元木大介ヘッドコーチ、阿部慎之助作戦コーチが中心となって立て直してほしいと明言している。「将来のために阿部コーチが一軍にいることは必要でしょうし、元木ヘッドは今年こそ優勝を逃した戦犯のように言われていますが、昨年までの2連覇に貢献している。ただ、元木コーチは三塁コーチャーに戻し、原監督にモノを言えるヘッドコーチを入閣させるべきではないでしょうか。失速した終盤以降、“イエスマン内閣”のように見えた。そうでなければ、CSファイナル2戦目の敬遠は考えにくい」 原監督は第1次政権の時には鹿取義隆、第2次政権の時には伊原春樹という年上のヘッドコーチを据えて日本一になった。近藤昭仁や篠塚和典、尾花高夫、内田順三など他にも年上コーチがいた。第2次政権末期になると原監督自身が最年長になっていたが、年下ではあるものの遠慮しない川相昌弘がヘッドを務めていた。しかし、第3次政権では大幅にコーチ陣が若返り、今年は最も年齢の近い吉村禎章コーチでさえ5歳下だ。「ただでさえ上下関係の厳しい野球界で、年上にはなかなか進言できないものです。しかも、吉村禎章、宮本和知、桑田真澄、元木大介など今のコーチ陣は、選手時代から先輩後輩の関係が続いている。阿部や村田修一などは監督と選手の関係だった。そりゃあ、イエスマンになりますよ。昨年まではまだ上手くいっていたから良かったが、今シーズンの終盤には機能しなくなった。 選手の心が原監督から離れつつあるようにも見える今、間に立てる人やモノ申せる人が必要でしょう。実現性は低いと思いますが、現役時代に原とともに戦った西本聖を投手コーチに呼ぶなど年上のコーチを最低1人は入れたいですね」 来季、巨人が原監督の下で雪辱を期すのであれば、少なくとも“イエスマン内閣”からの脱却が求められるのではないか。
2021.11.13 07:00
NEWSポストセブン
歯がゆいシーズンが続く(時事通信フォト)
失速の巨人 中畑氏が感じた原監督の異変、桑田コーチ起用と中田獲得
 3連覇目前だった原巨人が大失速し、借金を抱えてシーズンを終えた。歴代3位のリーグ優勝9回、さらに日本一3回、WBC制覇と輝かしい実績を持つ名将・原辰徳監督の策がことごとく裏目に出る。なぜ、こんなことになったのか──。 9月以降の成績は10勝25敗8分。勝負所で勝ち抜くのが昨年までの原巨人の真骨頂だったが、その面影は見られず、Bクラス転落を防ぐのが精一杯だった。 巨人OBは原監督の今季の戦いぶりをどう見ただろうか。第2次長嶋政権で一軍打撃コーチ、2012年から2015年までDeNAの監督を務めた中畑清氏も首をかしげる。「辰ちゃんは間違いなく名将です。勝つためには私情を挟まず非情になれる。対戦した際に、1点のために4番の(阿部)慎之助に送りバントを命じた時は驚いた。 ただ、今年は“なんで?”と感じることが多かったね。最初は桑田(真澄)を投手チーフコーチ補佐に就任させた時。昨年までリーグ連覇でスタッフ同士の関係も、選手とのコミュニケーションもうまくいっていたのに。シーズン中にコーチの入れ替えがあるたびに“なんで”って。8月の中田翔のトレードも疑問だった。こうした“モヤモヤ”がチーム内でも積み重なって、プレーにも影響を与えたのかもしれない」 今季の原監督の采配で批判が集中したのは9月から始めた先発投手の中4日、5日起用だった。「今年の巨人は信頼できる先発投手が足りず、首位争いで接戦を落とさないためには短い間隔で登板させるしかなかった」(巨人番) だが、先発が相次いで打ち込まれ、本拠地最終戦でかろうじてエース菅野智之が勝ち星を挙げたが、46年ぶりの22戦連続先発投手白星なしという不名誉な記録になった。 V9戦士の黒江透修氏はチームの雰囲気の重さを口にする。「選手から気持ちが見えてこなかった。野手は坂本(勇人)がまとめていたけど、投手の起用法について原監督やコーチに進言してもよかったんじゃないか。ただ、原監督がシーズン途中から“こんなチームではどうしようもない”という気持ちになっていたようだから、選手にもそういう覚悟が芽生えなかったのだろう」※週刊ポスト2021年11月12日号
2021.11.01 11:00
週刊ポスト
炭谷銀仁朗移籍の影響は大きい(時事通信フォト)
炭谷移籍の穴を埋められない巨人の捕手問題 小林の打撃不振で打線分断
 優勝への一縷の望みをかけた首位・ヤクルトとの3連戦で3連敗。残り12試合で8.5ゲーム差を付けられた巨人の3連覇がほぼ絶望的となった。前半戦が終わった時点で、首位・阪神を3位・ヤクルトが2.5ゲーム差、2位・巨人が2ゲーム差で追う三つ巴の展開になった時、巨人が最初に脱落すると予想できただろうか。 後半戦が始まると、巨人は中日に同一カード3連勝と最高のスタートを切る。続く松山でのヤクルトとの2連戦は初戦こそ大敗したものの、2戦目はベテラン中島宏之の決勝タイムリーで競り勝った。原辰徳監督が掲げた『わっしょいベースボール』のキャッチフレーズとともに、上昇気流に乗るかと思われた。 その矢先の8月20日、球界に激震が走る。チームメイトへの暴行で、わずか9日前に無期限出場停止処分を下されていた日本ハムの中田翔が巨人へ無償トレードされたのだ。プロ野球担当記者が話す。「日本ハムの栗山英樹監督と原監督の間で話が決まり、原監督はLINEでキャプテンの坂本勇人に伝えただけと言われています。この移籍がチームに与える影響を少なく見積りすぎていたのではないか。現役時代、晩年に落合博満や広沢克己やジャック・ハウエルが加入してきて、自分のポジションが浸食されていった時の感情、チーム内に微妙な空気が流れたことを忘れてしまっていたように思います。 昨年のパ・リーグ打点王が特殊な事情で急に入ってくれば、選手は動揺するでしょう。ポジションや一軍枠が1つ減るし、選手たちはどう接すればいいのかも戸惑うはず。それなのに、詳しい説明はない。原監督は自分が決断すれば、選手たちは黙ってついてくると思っていたのかもしれません。たしかに監督通算1000勝を挙げていますし、一昨年、昨年の連覇は原監督の手腕に依る部分も大きかった。今年の前半、主力を欠く中で、選手を適材適所に起用していき、成績を保った采配も見事でした。しかし、それらの成功体験があったからこそ、逆に落とし穴にハマってしまった印象です」(以下同) 中田翔の移籍で影に隠れているが、7月4日に炭谷銀仁朗を金銭トレードで楽天に放出したことも痛かったのではないか。「原監督は選手の“飼い殺し”を嫌い、一昨年に3次政権が始まってから、活発にトレードを敢行しています。ベテラン炭谷の残り少ない野球人生を考えた時、大城卓三や小林誠司などが揃っている巨人よりも、捕手に悩む楽天のほうが多く出場できる。本人の希望を叶えてあげたのでしょう。 しかし、この決断は2年前に西武からFAで獲得した時の理由に背くものだったのではないか。レギュラー捕手に刺激を与える存在として、岸田行倫を起用することもあるが、たしかにこの2年で岸田は成長しているが、炭谷の域にはまだ及ばない。他にも今年、大城が一塁に入って、炭谷がマスクを被って勝った試合もあった。炭谷は試合に出ていなくても、同じ捕手の手本としての影響力は大きかった。後半戦、失速している時に経験値の高い炭谷がいれば……と思う場面は何度もありました。7月の時点で、原監督は炭谷の穴は小林誠司で埋められると思ったのかもしれません」戸郷、菅野よりも打率が低い現実 7月4日に炭谷が移籍する前、小林のスタメンはわずか5試合しかなかった。その後、原監督は小林のスタメンを増やし、21試合に先発出場させている。しかし、7勝11敗3分で勝率3割8分9厘と結果が出ていない(10月7日現在。記録は以下同)。炭谷移籍前も含めれば、9勝14敗3分で勝率3割9分1厘と小林スタメン時のチーム成績は良くない。「小林のリードや肩を含めたフィールディングの力でチームを救う場面は何回もありました。やはり問題は1割に満たない打率でしょう。小林がスタメンに名を連ねているだけで、相手投手は9人のうち、投手を含めて2人はアウトにできる計算が立つので、ものすごく楽になる。8番・9番のところで打線が分断されるうえに、相手投手が下位打線で力をセーブできれば、クリーンアップにいつも以上に力を注げますから」 今季の小林は73打数7安打で打率0割9分6厘、1本塁打、3打点。得点圏では15打数1安打で0割6分7厘、0本、2打点とほとんど打てていない。それがチーム全体の打撃にも影響を及ぼしているのか、小林がスタメン出場した後半戦18試合中14試合は3点以下、そのうち完封負けは5試合にも上る。10月7日のヤクルト戦でも2回と4回にチャンスで凡退している。「2回は2死から大城が二塁打で出塁。次の打者は投手の菅野智之だったが、小林は普通に勝負されて三振。4回は2死から6番の亀井善行が二塁打を放つと、7番の大城が敬遠。ヤクルトは小林と勝負して、力のないセカンドフライに打ち取った。完全に小林で打線が寸断され、巨人は完封負けを喫した。チャンスで打てないだけ問題だけでなく、8番の小林で終わると、次の回は9番の投手からになる。相手からすれば1アウトを計算できるので、打線が繋がっていきません」 炭谷も今季打撃好調とは言い難かったが、それでも48打数9安打で1割8分8厘、1本塁打、7打点。得点圏では12打数3安打で2割5分、0本、4打点と、小林よりは打っていた(今季の巨人での成績)。投手陣の打率に目をやると、戸郷翔征は39打数5安打で1割2分8厘、菅野智之は29打数3安打で1割0分3厘。小林は打数が多いとはいえ、2人よりも打率が低い。 クライマックスシリーズに向けて、原監督は誰をスタメン捕手に選ぶのか。そして中田を再び一軍に上げることはあるのか。チームを立て直すために判断すべきことは山ほどある。
2021.10.08 16:00
NEWSポストセブン
山口俊投手は日本で再度活躍できるか(時事通信フォト)
巨人出戻り山口俊の「前途多難」 桑田コーチ、菅野との相性も懸念
 6月10日、巨人は米マイナーリーグでプレーしていた山口俊投手(33)との契約を発表した。2019年に巨人で最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手3冠に輝いた元エースの出戻りは、首位・阪神に大差をつけられたチームを救う起爆剤になるかと思いきや、番記者たちの評価は低い。「原(辰徳)監督は『先発の中に入ってくれれば』と期待するが、山口は昨年メジャーで2勝しか挙げられず、今年はマイナーリーグで5試合投げて0勝3敗、防御率6.17と絶不調です。しかも今年はメジャーでの2年7億円の年俸が保証されるため、ハングリー精神に欠ける。以前のような活躍は期待できないとの評価も多く、日本復帰の際に手を挙げたのは巨人だけでした」(巨人番記者) 山口不在の間に巨人のチーム事情が様変わりしたことも不安要素となっている。とりわけ心配されるのが、桑田真澄・投手チーフコーチ補佐との関係だ。「山口の酒癖の悪さは有名で、2017年には酒に酔った状態で訪問した病院で警備員にケガを負わせるトラブルで騒がせたこともあった。規律を重んじる“風紀委員長”の桑田コーチとの衝突を球団関係者は恐れています。 投手の精神面のフォローが主な仕事の桑田コーチは、打たれた投手にベンチで懇々とアドバイスしますが、説教に聞こえるようで嫌がる選手もいる。良好な関係だった菅野智之(31)も右ひじを故障してから桑田コーチと距離を置いている」(同前) 菅野と山口との関係も良好とは言えない。「菅野は『野球に対する姿勢が違う』と、山口とはほとんど口も利かない関係でした。昨オフに菅野がメジャー交渉をした時、移籍先として候補に残ったのが当時山口が所属していたブルージェイズだったが、金額面が折り合わなかっただけでなく山口とチームメイトになりたくなかったのも断念した理由と囁かれたほど。山口、桑田コーチ、菅野の不協和音が広がれば、阪神追撃は絵に描いた餅になる」(同前) それぞれ輝かしい成績を挙げた新旧Gエースの“3本の矢”は、束になると脆さを露呈しそうだ。※週刊ポスト2021年7月2日号
2021.06.18 16:00
週刊ポスト
【動画】巨人・菅野智之と野崎萌香が破局 「別れは彼女から……」
【動画】巨人・菅野智之と野崎萌香が破局 「別れは彼女から……」
 以前、NEWSポストセブンで交際を報じた巨人の菅野智之投手とモデルの野崎萌香さんが、破局です。 別れを伝えたのは野崎さんからでした。 菅野さんの知人によると「菅野さんは、メジャー行きで揺れる中、野崎さんにもアメリカについてきてほしいと思っていたようです。しかし、野崎さんは即答しなかった」とのこと。 話し合いを重ねていくうちに価値観の違いが明確になっていったという2人。 結果的に、シーズン開幕前の3月、野崎さんから別れを切り出したそうです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.04.20 16:00
NEWSポストセブン
球界のエースと2人と関係がある野崎
巨人・菅野智之とモデル・野崎萌香が破局 「別れを切り出したのは彼女」
 交際が報じられていた巨人の菅野智之投手(31)とモデルの野崎萌香(31)が、破局していたことがわかった。2人は2019年に交際が発覚。仲睦まじいツーショットが目撃されていたが、2年弱で2人の関係にはピリオドが打たれた。 菅野は3月26日の開幕戦に登板も、4日後には脚部の違和感で出場選手登録を抹消されて登板を回避。4月9日の広島戦で復帰したが、黒星がついて、ここまで0勝1敗。昨年は驚異の1.97を記録した防御率も3.46と、良いスタートダッシュとは言えない状況だ(成績はすべて4月15日現在)。 プロ野球解説陣たちからは、不調の理由として「シーズンオフのポスティングシステムでのMLB移籍が破談し、もう国内ではモチベーションが上がらないのでは」とも言われてしまっているが、実は私生活でも異変が起きていたのである。 菅野と野崎は2019年初めにイベントの仕事で知り合い、同年秋のシーズンオフから交際を開始。菅野は、不本意な成績だった2019年シーズンから一転、昨季は日本プロ野球新記録の「開幕投手13連勝」や、最多勝(14勝)と最高勝率のタイトル獲得とプロ入り後ベストの成績だった。 2019年秋に2人の交際が『週刊ポスト』によって報じられてから、その後も複数のメディアでたびたび仲睦まじいツーショットを撮られていた。昨年秋には野崎が菅野の自宅に合鍵を持って通うシーンを『FRIDAY』に報じられていただけに、半年後のまさかの結末だ。 菅野のある知人は「菅野さんは、メジャー行きで揺れる中、野崎さんにもアメリカについてきてほしいと思っていたようです。その話し合いは昨年末にじっくりと行われたそうですが、野崎さんは即答しなかった」と明かした。 一方、野崎の知人は「彼女も仕事が充実しているので、しばらくの間、2人でいろいろと話し合ってきました。その中で、お互いの価値観の違いがはっきり見えてきてしまい、ギクシャクしてしまった。結果的に、シーズン開幕前の3月、彼女から別れを切り出しました」と話した。 1年半前に交際が発覚してからは、周囲からも結婚間近とささやかれていたが、前出の菅野の知人は「彼としては、野崎さんは世界中のどこへでも自分についてくると思っていて、結婚も視野に入れていたのかもしれないが、彼女にも売れっ子モデルの矜持があったようです」と、残念がった。 菅野が1月に巨人と結んだ契約は、推定年俸8億円プラス出来高払いと報じられていた。これは、今年ヤンキースから楽天に電撃入団した田中将大投手(32才)の推定年俸9億円プラス出来高払いに次ぐ額となる。玉の輿婚間近で、野崎の方から別れを切り出したことは意外なように映るが、前出の野崎の知人はこう話す。「彼女は『玉の輿』と言われていたことに納得していないようです。そもそも彼女は、お父さんと弟が医者という家系で、都内の超一等地に豪邸があるお嬢様。これまで『玉の輿』とは一番遠いところにいましたから」 巨人と野崎の所属事務所に破局の事実について確認したが、コメントは得られなかった。 勝利の女神を失った菅野は、自らの力で挽回できるか。シーズンは、まだ始まったばかりだ。
2021.04.16 16:00
NEWSポストセブン
桑田真澄氏、菅野智之氏
巨人キャンプ、すでに火種も 桑田コーチとエース菅野の微妙な関係
 2021年のプロ野球キャンプは史上初の無観客開催となった。昨季のセ・リーグ覇者・巨人のキャンプにおける話題の中心は、15年ぶりの「出戻り」となった桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)だが、絶対的エース・菅野智之(31)との関係は微妙なようだ。野球評論家の江本孟紀氏も懸念を口にする。「菅野は自分の理論を持っているので、桑田の役割が中途半端にならないか心配ですね。これもいい効果を生めばいいが、逆効果となる危険がある」 すでに火種はある。キャンプ直前のスポーツ報知(1月27日付)のインタビューで桑田コーチは「(先発投手には)135球は投げてもらいたい。5、6回で降りるようでは先発の責任は果たせていないと思う」と発言。菅野でも平均が108.85球だったことを聞くと「嘘でしょ」と絶句した。 さらに、桑田コーチは「今の時代の投手は球種が多すぎる」と、変化球の“量”より“質”を求める方針を掲げたが、菅野は「(桑田コーチに)カーブを教わって投球の幅を広げたい」と、かみ合わない。「これまで菅野にアドバイスできたコーチは斎藤雅樹さんぐらい。それでも原(辰徳)監督が桑田さんを起用したのは、メジャー再挑戦を目指す菅野のモチベーションにつながると考えたから。しかし、菅野はすでにメジャーで成功したダルビッシュ有や前田健太に話を聞いている。桑田はメジャーでは未勝利ですからね……」(在京スポーツ紙デスク)※週刊ポスト2021年2月19日号
2021.02.09 19:00
週刊ポスト
巨人の投手チーフコーチ補佐に就任した桑田真澄氏(時事通信フォト)
桑田コーチと史上最高年俸8億円 巨人が菅野智之へ大盤振る舞い
 ポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指していた菅野智之(31)の巨人残留が決定した。「コロナが大きく影響したというのは建前。代理人を通じて大リーグ球団と交渉を重ねていた。それでも契約が成立しなかったのは、高額のポスティングの譲渡金と年俸を支払ってでも“欲しい”という球団が現われなかっただけです」(スポーツ紙記者) 今季、海外FA権を取得したうえで次のオフに“再挑戦”となるが、道のりは険しい。「メジャーで実績がなく、しかも30歳を超えた選手が、好条件の複数年契約を結ぶのは難しい。メジャーの評価を上げるためには、昨季以上の成績が求められます」(大リーグ評論家の福島良一氏) 開幕戦から13連勝、最多勝と最高勝率を獲得した昨季以上となると、かなりハードルが高い。だが、菅野にとって心強いのは、巨人の手厚いバックアップだ。「球界史上最高年俸となる単年8億円での契約更改で、今シーズン終了後に再度、大リーグ移籍のチャンスを与えた。 さらに桑田真澄(52)を投手チーフコーチ補佐に招聘したのも大きい。巨人の意向に背いてメジャー挑戦したことで冷遇されてきた桑田を復帰させたことは、“引退後も面倒を見る”という菅野への強いメッセージでしょう。桑田は会見で『まだまだ伸びしろがある。もう少し彼の潜在能力を引き出せれば』と菅野を積極的に指導する意向を示した。菅野も桑田からメジャーの話を聞くことでモチベーションを維持できるはず」(巨人担当記者) さて、1年後に纏うユニフォームは──。※週刊ポスト2021年1月29日号
2021.01.18 07:00
週刊ポスト
中継ぎ陣疲弊の巨人 菅野の穴は井納加入だけでは埋まらない
中継ぎ陣疲弊の巨人 菅野の穴は井納加入だけでは埋まらない
 日本シリーズで2年連続ソフトバンクに4連敗を喫した巨人は、オフの戦力補強に余念がない。DeNAから今季リーグの2位の打率3割2分3厘を残した梶谷隆幸、8年で50勝の井納翔一をFAで獲得した。打線の面では、2000安打を達成した坂本勇人、2冠王の岡本和真、今季は主に5番として支えた丸佳浩、そこに梶谷が加われば、さらにパワーアップするだろう。 しかし投手陣に目をやると、ポスティングによるメジャー移籍を目指している菅野智之が抜ければ、その穴は井納1人で埋まるものではない。今年の巨人は67勝45敗8分、貯金22で独走優勝を果たした。そのうち、菅野智之は14勝2敗で貯金12を作った。それを差し引いても、チームの貯金10はセ・リーグ最多だが、菅野の存在は勝ち星の数以上のものがある。野球担当記者が話す。「菅野は今年の先発20試合のうち、13試合で7回以上を投げている。これは沢村賞を取った中日の大野雄大と同じです。菅野は優勝が決まった後の2試合は調整の意味合いもあり、5回で降板している。それを差し引いて考えると、18試合中13試合になる。つまり、菅野が先発すれば、7割以上の確率で7回を投げてくれた。中継ぎへの負担を考えると、かなり大きい」(以下同) この基準で先発陣を見ると、戸郷翔征は18試合中4試合、サンチェスは15試合中4試合。日本シリーズで先発し、来季の飛躍が期待される今村信貴は11試合中3試合、畠世周は12試合中3試合。もう一人の先発助っ人であるメルセデスは11試合中1試合に留まっている。DeNAから移籍の井納は17試合中2試合しか7回以上を投げていない。「今季の巨人の優勝は抑えのデラロサ、セットアッパーの中川皓太はもちろん、鍵谷陽平や大江竜聖、高梨雄平といった6回や7回を任せられた中継ぎ陣の貢献度が大きかった。しかし、彼らも終盤戦には疲れが見え始め、打たれるケースも珍しくなくなった。終盤、中川はケガで離脱したし、デラロサは打ち込まれることもあった。リリーフ陣が来年に疲労を持ち越していれば、なおさら7回以上を投げてくれる菅野の離脱は痛くなる。FAで補強が終わることはなく、これからはタフな中継ぎなどをトレードなどで狙うのではないか」 原辰徳監督の3次政権が始まった昨年は鍵谷陽平、今年は高梨雄平をシーズン途中に交換トレードで獲得している。「中継ぎ陣の補強はオフに限らず、シーズンに入ってからも探ることになるはず。今年のチーム最多登板は鍵谷の46、2番目が高梨の44です。移籍してきた選手はなりふり構わず、与えられた場所で必死に花を咲かせようとする。トレードがあると、周りの選手の尻にも火がつく。一石二鳥のプラス効果があります。ただ、補強だけに頼らず、戸郷や今村、畠、もしくは他の若手投手のうち、誰かが毎試合のように7回以上を計算できる投手になることが最も望ましい。そうでないと、来年の巨人は3連覇に黄色信号が灯る。少なくとも、今年のような独走は難しいでしょう」 来季、実質2年目の戸郷がさらなる飛躍を遂げるのか。それとも、毎年期待されながら、開花しきれない同い年である今村、畠が27歳の年に進化を見せるのか。いくらFAなどで補強しても、若手先発陣の成長なくして、巨人の3連覇は盤石とは言えなそうだ。
2020.12.14 19:00
NEWSポストセブン
菅野智之投手のメジャー挑戦には巨人ゆえのハードルも?
菅野は大丈夫? 巨人在籍時の過大評価が移籍後の低迷を招く
 日本シリーズではソフトバンクが圧倒的な強さを見せつけて巨人に4連勝し、日本一となった。今後はストーブリーグに突入して有力選手の移籍やFAの話題に注目が集まるが、中でも注目度が高いのが、メジャー移籍も噂される巨人のエース・菅野智之(31)の去就だ。 当然ながら、巨人で活躍できたからといって、移籍先で活躍できるとは限らない。しかし近年は、日ハム・大田泰示(30)やロッテ・澤村拓一(32)など、巨人から他球団に移籍し、活躍する選手も目立っている。 それでも、ヤクルトと巨人、阪神で4番を打った野球解説者の広澤克実氏によれば「大きく報じられているだけで、元巨人の選手が他球団で成功した例は多くない」という。「巨人は他球団の主力の移籍に慣れているので、実は“外様”もやりやすい。しかし他球団では“巨人から来た”というだけで身構えられてしまう。そんな雰囲気だから、自らプレッシャーをかけて活躍できなくなることが多いんです」(広澤氏) 1990年後半から2000年代前半を支えた仁志敏久、二岡智宏はそれぞれ横浜、日ハム入りしたが、思うような成績を残せなかった。 丸佳浩(31)の人的補償で広島に移籍した長野久義(35)も、1年目は打率2割5分、5本塁打と低迷。2年目は10本塁打を放ったが巨人時代の輝きは見る影もない。「長野は不慣れなレフト守備と、サウスポー登板のみのスタメン起用で調子を崩した。常に“丸の代役を果たしているか”と見られて巨人時代以上のプレッシャーに晒された」(スポーツ紙編集委員) 巨人時代の“過大評価”が選手の低迷を招いているという見方もある。「巨人では殊勲打を打てばすぐスポーツ紙の一面だが、他球団ならベタ記事です。番記者も少なく取材も激減。巨人を出て初めて“過大評価”に気づき、意気消沈する選手も多い」(同前) 逆に巨人を出て成功する選手は、それを乗り越える反骨心を持っている。「澤村は先発、リリーフ、クローザー、また先発と、度重なる配置転換を強いた原監督を見返したい気持ちが強かった。1980年代“満塁男”として活躍しながら横浜に移籍した駒田徳広も同じ。同時期にFA宣言した槙原寛己は、長嶋茂雄監督(当時)がバラの花束を持って慰留したのに、自分には誰も慰留に来なかった。それが悔しくて横浜で奮起し、2000本安打も達成した」(同前) 菅野は“ぬるい巨人”を捨て、メジャーで花開くことができるのか。※週刊ポスト2020年12月11日号
2020.11.29 11:00
週刊ポスト
菅野智之投手のメジャー挑戦には巨人ゆえのハードルも?
菅野智之のメジャー挑戦 ぬるま湯の巨人育ちが大きなハンデ
 日本シリーズが終わると、ストーブリーグに突入。中でも注目が集まるのが巨人のエース・菅野智之(31)の去就だ。巨人の4連敗で幕を閉じた日本シリーズは、菅野に大きな課題を投げかけた。 ソフトバンクとの第1戦、パのナンバーワン投手・千賀滉大(27)との投げ合いが「完敗」に終わったからだ。スピードも球のキレも千賀が圧倒。ソフトバンク強力打線に簡単に攻略された。「菅野は悔しさを滲ませていて、“もっと高いレベルで戦わなければ”との思いを強くしているようです」(巨人番記者) 菅野は海外FA権を獲得する2021年オフの渡米が濃厚だが、今オフのポスティング移籍も噂されている。読売新聞のさる関係者からは、こんな話も飛び込んできた。「今も巨人軍に大きな影響力を持つ渡邉(恒雄)元球団オーナーが、ヤンキースをFAとなった田中将大(32)の獲得をフロントに厳命したという話が出ている。年俸20億円超の田中をメジャー球団と争って獲得するのは至難の業。それでもこんな情報が出るのは、菅野退団に備えて球団が善後策を考えているからです」 はたして菅野はアメリカで通用するのか。「菅野は苦労する」──そう言うのはあるパ・リーグの球団関係者だ。「巨人は、他球団から見ても相当優遇されている。過酷なメジャーでは、その“ぬるま湯”に浸かっていたことが大きなハンデとなり得る。その一つが“移動”の問題です」 パは北海道、仙台、千葉、埼玉、大阪、福岡と各球団の本拠地が全国に点在するため長距離移動が日常だ。しかし巨人の場合、ホームの東京ドームと神宮球場、横浜スタジアムには自宅から通え、遠征もナゴヤドーム、甲子園(兵庫)、広島と新幹線で移動できる範囲だ。 ロッテ、中日を経て巨人で2002年の日本一に貢献した野球解説者の前田幸長氏が言う。「ロッテ、中日と比べて巨人時代は大幅に移動のストレスが減りました。パも“地獄の遠征”が多いがメジャーはそれ以上。菅野はメジャーで通用する球種をすべて持っているが、基本的に登板間隔は中6日だった。中4日登板で慣れない長距離移動が伴うメジャーのストレスは大きく、1年を通して結果を残せるか疑問です」 2010年にメッツ入りした高橋尚成は先発、中継ぎ、クローザーと酷使された結果、メジャー生活では期待された成績が残せなかった。今季ブルージェイズに移籍した山口俊(33)も、2勝4敗、防御率8.06に終わっている。 不動の4番・松井秀喜すら渡米直後は「ゴロキング」と揶揄された。 それほど巨人からメジャーへ適応するハードルは高いのである。※週刊ポスト2020年12月11日号
2020.11.27 11:00
週刊ポスト
名将の胸中やいかに(時事通信フォト)
大阪ドームで日本S戦う巨人の不安 元オリ中島にトラウマも
 昨年の日本シリーズで屈辱の4連敗を喫した原巨人。今年こそ雪辱を果たしたいところだが、大きな不安要素がある。新型コロナウイルス感染拡大による開幕延長で都市対抗野球と日程が重なり、今季勝率7割を超える圧倒的な強さを誇った東京ドームで戦えないのである。 巨人が日本シリーズで“仮本拠地”にするのは、京セラドーム大阪(以下、大阪ドーム)。21日のシリーズ第1戦は大阪が舞台になる。 球団の長い歴史でも、後楽園球場、東京ドーム以外をホームにしてシリーズを戦うのは初めてだ。スポーツ紙デスクが言う。「今年14勝を挙げたエース・菅野智之(31)は東京ドームで8勝2敗、2完投がいずれも完封と抜群の成績でした。ホームのマウンドは、エース好みにセッティングされている。そのメリットを生かせないのは不利です。 一方、菅野の大阪ドームでの過去の成績は1勝1敗。できれば東京ドームで投げたかったのが本音でしょう」 ちなみに、日本シリーズで“本拠地以外”をホームに戦うのは、ナイター照明の不備で藤井寺球場を使えなかった1980年の近鉄以来40年ぶり。大阪球場をホームにした近鉄は3勝4敗で広島に敗れている。 ペナントレースで独走した巨人だが、慣れない球場での日本一決戦には不安がつきまとう。「例年ならオリックスとの交流戦で大阪ドームを使用する機会があるが、今年はコロナの影響で中止。巨人が大阪ドームで戦うのは1年半ぶりで、不慣れな球場であることは否めない。パ・リーグの対戦相手のほうがよっぽど慣れている」(前出・スポーツ紙デスク) 過去5年間の巨人の大阪ドームでの戦績は7勝7敗。主催ゲームに限れば3勝5敗と負け越している。 一方、パ・リーグ優勝のソフトバンクは今年、大阪ドームで9勝2敗1分と、敵地で勝率8割超の圧倒的な強さを見せつけている。 打線の柱も大阪ドームを得意としているとは言いがたい。「キャプテンの坂本勇人(31)は、2018年と2019年の大阪ドーム開催試合は5試合で20打数5安打。本塁打はゼロ。坂本としては物足りない成績です」(スポーツジャーナリストの広尾晃氏) さらに心配なのが、元オリックスの中島宏之(38)だ。今季は3割近い打率で大復活し優勝に貢献したが、オリックスに在籍した4年間は期待されたほどの成績を残すことができなかった。「オリックスではケガが多かったこともあり、中島は大阪ドームにいいイメージがないと聞きます。2017年には、大阪ドームで鉄パイプが落下する事故に巻き込まれ、腰や背中を打撲。欠場を余儀なくされ、その後の不振につながりました。中島は改名をしたりゲンを担ぐタイプですから、気にしなければいいのですが……」(巨人番記者)※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号
2020.11.16 07:00
週刊ポスト
G菅野メジャー移籍も 契約は「5年総額1億ドル」が基準か
G菅野メジャー移籍も 契約は「5年総額1億ドル」が基準か
 巨人の大先輩・堀内恒夫氏に並ぶ開幕13連勝のセ・リーグ記録を達成した菅野智之(31)。13日の広島戦で14連勝に挑んだが、今シーズン初の黒星を喫した。このオフにポスティングでメジャー移籍を直訴する可能性も噂されている。「菅野は順当にいけば2021年シーズン中に海外FA権を取得する。ちょうど同じ年に伯父の原(辰徳)監督の任期が満了するため、そこまでは巨人に残るという説も根強いが、一方で33歳からのメジャー挑戦では遅すぎるという声もある。 昨年オフに山口寿一オーナーは『今後個別のケースに関しては、(ポスティングを)検討していく余地は出てくる』と発言していますし、今年の菅野の活躍は、昨年に最多勝、最多奪三振、最高勝率の三冠を携えてポスティング移籍した山口俊(33)をはるかに上回る。原監督が今季の日本一を手土産にメジャー行きを後押しするかもしれない」(巨人担当記者) 球界ナンバーワン投手の呼び声高い菅野なら、契約内容は一体どれほどのものになるのか。MLB研究家の福島良一氏が言う。「このオフにはヤンキースの田中将大(31)や、サイ・ヤング賞候補であるレッズのトレバー・バウアー(29)など大物がFA権を獲得します。菅野は彼らとならぶストーブリーグの目玉になる。5年契約で総額1億ドルが基準となるでしょう」 田中の7年契約・総額1億5500万ドル、ダルビッシュ有(カブス)の6年契約・総額1億2600万ドルに引けを取らない金額だ。 大きな期待がかかる菅野だが、メジャーという大舞台で結果を出すには懸念もある。NHKメジャー中継の元解説者で、ロイヤルズで日本人初の投手コーチを務めた高橋直樹氏が指摘する。「野茂(英雄・52)、佐々木(主浩・52)、田中など、これまでメジャーで大成した日本人投手は共通してフォーク系の絶対的な決め球を持っている。菅野は投手としての総合力では図抜けているが、ウイニングショットは決め手にかける印象です。フォークやスプリットなど落ちる球をこれからどれだけ磨けるかがカギとなるでしょう。それができれば菅野の最大の武器であるコーナーに投げ分けるコントロールがさらに際立ってくるはずです」 メジャーの歴史に名を刻めるか。※週刊ポスト2020年10月30日号
2020.10.17 16:00
週刊ポスト

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