藤田氏の弱気の虫はまだまだ騒ぐ。
「現在の好調を支える糸井(嘉男・35)、福留(孝介・40)、鳥谷(敬・35)たちベテランは疲れが出る夏場に調子を落とす可能性が高い。代わりとならなければならない高山(俊・24)や北條(史也・22)、原口(文仁・25)が低迷したまま。
投手陣も大黒柱のメッセンジャー(35)や救援陣は期待通りの活躍ですが、エース・藤浪(晋太郎・23)は3勝しているものの、25イニング投げて21与四球など、安定感を欠いた状態。それにエラーの数はリーグワーストの30を超え、記録には現われていないミスも多い」
なんだかBクラスのチームを評しているような……。
5月30日からは交流戦が始まる。昨シーズンは交流戦10位と低迷した影響でBクラスに沈んだ“鬼門”だ。今年もファンに「トラぬ狸の皮算用」をさせてしまうのか。
※週刊ポスト2017年5月26日号