家事・育児をいかにうまく分担するかは、夫とのコミュニケーションの取り方にかかっている。上手な「お願いの仕方」にはコツがある。オリエンタルラジオ・中田敦彦の妻でタレントの福田萌に、うまく夫を“操縦”する秘訣を教えてもらった。
「家事・育児と仕事を両立するうえで、理想を言えば、自分が2人欲しいんですけど…」と笑うのはタレントの福田萌。というのも、結婚当初の夫は家事が全くできなかったからだ。そこでまず、夫にこう提案したという。
「“料理、掃除、洗濯の中で1つやるならどれがいい?”と聞いたんです。すると、きれい好きの夫は迷わず掃除を選択しました。実はその答え、想定済みだったんです。こちらが指示するより、自分で決めたものの方が、納得してやってもらえると思ったんです」
以後、福田は部屋が散らかっていても、夫が掃除をするまで、何も言わずに放置。手伝えば、夫の家事への意欲がそがれると思ったからだ。
また、お願いの仕方も工夫したという。例えば、「子供をお風呂に入れて」と丸投げするのではなく、「体だけ洗ってくれる?」と簡単なことから頼み、慣れたら分担を増やしていった。
「ちなみに、交渉する時は、笑顔でお願いするようにしています」
言い方を工夫するだけで、夫が積極的に家事をしてくれるなら、やらない手はない! とはいっても、中田は「気づいた時は」ゴミ出し、幼稚園の送り、寝かしつけ、子供との入浴、観葉植物の水やり、ダイニングテーブルにツヤを出すためのオイル塗りはやってくれるという。
※女性セブン2017年6月1日号