福士蒼汰はライダーを経て朝ドラ『あまちゃん』に出演
それゆえテレビや映画業界のキャスティングの場では、ライダーや戦隊出身と聞くと、「安心できる」という話が飛び交うこともあるという。
「ここ数年、芸能界には次から次にイケメンが出てくるので、私は『イケメン戦国時代』と呼んでいますが、仮面ライダーや戦隊だったということで芸歴に大きなポイントが加算されるんです。もちろんヒーロー出身でなくても活躍している人もたくさんいますし、ヒーロー時代がピークになってしまう人もいます。
ただ、最初にヒーローだったかどうかの線引きがあるのは事実。そういう意味で、仮面ライダーや戦隊だったからといってエライということはありませんが、今後こういった“ヒーロー争奪戦争”は、いろんなところで起きるんじゃないでしょうか」(沖さん)
前出の沖さんは、平成ヒーローがブレークするかどうかの法則を発見したと息巻く。
「ヒーローを卒業してうまく朝ドライケメン枠に入れた人は必ずブレークしていますよね。もともとお母さん層や子供たちを虜にしていることに加え、おばあちゃん層も取り込めます。菅田くんは『ごちそうさん』でしょ? 福士蒼汰に松坂桃李、玉山鉄二、綾野剛もそう」(沖さん)
もちろん放送中の『ひよっこ』にもヒーロー出身者がいる。『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年)の竜星涼(24才)に、まもなく“帝一メンバー”で、仮面ライダードライブの竹内も登場する。あぁ、目が離せない!
※女性セブン2017年6月1日号