芸能

BIGBANGのT.O.P 大麻吸引、うつ病…「宇宙人」の暗部

そのビジュアルとラップでファンを魅了してきたT.O.Pだが…

「こんにちは~。タプで~す! 会いたかったで~す!」。これだけのフレーズで、会場のファンはお約束のように爆笑する。メンバー間で唯一、日本語が不得手。MCでしゃべるのは、ほとんどお決まりのセンテンス。カンペが見えないと慌ててしまう。独特のテンポと噛み合わないコミュニケーションで「宇宙人」「赤ちゃん」とメンバーからいじられ、ダンスもいまひとつ…。

 だが、ひとたびソロ場面になれば、魅惑の超低音ボイスとキレッキレのラップで会場の熱気を全て持っていき、映画に出演すれば学徒兵から詐欺師、殺し屋まで完璧な七変化を見せる。それがBIGBANGのT.O.P(29才)だった。

「ギャップなんです。彼の魅力は。181cmの長身にあのイケメン顔、でもどこか抜けていて、かわいくて格好よくて…。だからこそ、こんな彼は見たくなかった。こんな形でギャップを見せてほしくなかった」(40代ファン)

 T.O.Pが意識不明の状態でソウル市内の病院に搬送されたのは、6月6日未明のこと。主治医によれば、原因は精神安定剤の過剰摂取。昏睡状態が48時間以上続き、ようやく意識を取り戻したのは8日夜のことだった。

「一時は低酸素症と呼吸器不全を併発し、脳への損傷が心配されるほどでした。集中治療室で医師が懸命な治療を続け、ようやく目を覚ましたのです。9日に転院しましたが、まだ体調は万全とはほど遠く、車いすで生活しているようです」(韓国の全国紙記者)

 T.O.Pはこのひと月で人生の坂道を転げ落ちた。発端は6月1日、彼が大麻使用の疑いで書類送検されていた事実を韓国メディアが報じたことだった。

 報道によれば、昨年10月以降、T.O.Pは20代女性と一緒に自宅で大麻を吸引。当初、本人は事実関係を否定していたが、警察の毛髪鑑定と尿検査で陽性反応が出ると、一転して容疑を認め、4月末に書類送検されていたのだという。

「彼は2月から兵役中でしたが、大麻吸引は入隊前の出来事だとして、報道後も勤務先(ソウル地方警察庁広報担当官室楽隊)に出勤していました。しかし5日に在宅起訴されたことで、第四機動団に異動させられています」(前出・韓国の全国紙記者)

 報道を受けて、T.O.Pは「数千回、数万回以上繰り返し反省し、また反省しながら、深く悔やんでいます」とコメントを発表。

関連記事

トピックス

イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
「鳥型サブレー大図鑑」というWebサイトで発信を続ける高橋和也さん
【集めた数は3468種類】全国から「鳥型のサブレー」だけを集める男性が明かした収集のきっかけとなった“一枚”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン