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40、50代の習い事事情 ヨガなど定番ものが進化する傾向

40、50代から習い事を始める人は多い(写真/アフロ)

 仕事や子育てがひと段落し、生活にゆとりが生まれてくる40、50代。この時期から習い事を始める女性は多い。

 リクルートマーケティングパートナーズ『ケイコとマナブ.net』プロデューサーの廣田知子さんによると、そんな大人の女性が気になる習い事は“新しいもの”だという。

「男性は何か始めるとき、道具一式をそろえて、ひとつのことに打ち込む人が多いです。昔、途中でやめたピアノをやり直す、なんていうのも男性に多い。それに対して女性は、どちらかというと飽きっぽくて新しいもの好き。なので、やったことのない習い事を始める人が多いですね。新しい友達作りを目的に習い事を始める人もいます」(廣田さん、以下同)

 今も昔も、人気の習い事はほぼ変わらない。英語、ヨガ・ピラティス、ピアノ、茶道などの定番が上位に食い込み、若い世代には料理も人気。ただ、定番ながらも習う内容が細分化しているのが特徴だ。

「従来からあるものを進化させた習い事が増えています。たとえば、ヨガ・ピラティスは、定番のヨガからホットヨガまで一通り定着し、新たに人気なのが空中ヨガや筋トレをするヨガ。ペットと一緒にやるヨガ。赤ちゃんを抱っこしながらするヨガもあります。また、健康ブームでシニア向けのヨガやストレッチ、トレーニングが増えています」

 定番ものの進化は、料理でも見られる。キーワードとなるのはツイッターやインスタグラムなどのSNS。

「切るとその断面にかわいいキャラクターやお花の模様が出てくるような巻き寿司。1つ1つのパンが、動物やキャラクターの形をしているちぎりパンなど、インスタグラムに写真をアップする人が多いので、写真映えがするお料理が人気ですね」

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