芸能

大桃美代子「次は梅沢さんのような気骨のある人を見つけたい」

次は梅沢富美男のような男性を選ぶと語る大桃

 人を惹きつける毒舌や辛口コメントで引っ張りだこ。今、“日本でいちばん忙しい男”梅沢富美男(66才)が、世の中の納得できないことから極貧の少年時代まで、忖度いっさいなしでぶっちゃけた新刊エッセイ『富美男の乱』(小学館)を上梓した。そんな梅沢と共演経験のある大桃美代子が、梅沢の愛ある姿を語った。

 * * *
 梅沢さんは「毒舌」で「怖い人」という印象が、一般的にはあるかもしれません。でも、実際は違います。

 10年ほど前、伊勢に一緒にロケに行ったときに、民宿で豪華な舟盛りが出たんです。すると、梅沢さんは「ここに奥さんや劇団員を連れて来て食べさせたい」とおっしゃられたんです。それに「おれはたばこを吸うから」と、他の人から離れるために、バスのいちばん後ろに移動されたりしました。気遣いもさることながら、梅沢さんの根底には「愛」があると思うんです。

 そんな梅沢さんだから、私たちの気持ちを代弁してくれるのでしょうね。テレビのコメントを拝聴していると「よくぞ言ってくれた!」と、痛快な気持ちにさせてくれる。お茶の間が求めるものを汲んで、演じている部分もあるのでしょう。さすが役者です。

 著書で印象的だったのは、「割り勘をするようなセコい男とは絶対につきあうな」ということ。女性からすると、好感度の高い言葉です。女性に喜んでもらおうと頑張る男性は、今の時代、少なくなりました。次は私もそんな気骨のある人を選びたいと思います(笑い)。

 笑いあり、涙ありのお話が詰まった本。「梅沢富美男」というエンターテイナーの底の深さを垣間見て、ますます好きになってしまった自分が嫌です(笑い)。

※女性セブン2017年10月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/小倉雄一郎)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(容疑者の高校時代の卒業アルバム/容疑者の自宅)
「軍歌や歌謡曲を大声で歌っていた…」平原政徳容疑者、鑑定留置の結果は“心神耗弱”状態 近隣住民が見ていた素行「スピーカーを通して叫ぶ」【九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン