しかも民進党のままだったら落選必至だった元首相の菅直人議員(71才)や、元民主党代表の海江田万里議員(68才)まで“逆転当選”するというオマケまでついた。
保身のために民進党から希望の党に移った候補者たちは自分のことは棚上げ。選挙中から旗色が悪くなると小池氏への恨み節をぶちまけ、「自分は悪くない、小池が悪い」という言い訳にされるのだから、小池氏も踏んだり蹴ったりだ。小池氏に近いある関係者はこうつぶやく。
「結局、小池さんに“男”を見る目がなかったんですよ。最初に仲間になった若狭勝氏にしても細野豪志氏にしてもたいしたタマではなく、足を引っ張るだけ。前原誠司氏も“言うだけ番長”で仲間の不満さえ押さえ込めなかった。最も頼りになると思われた小泉純一郎さんも、結局は力になってくれなかった」
男を見る目を磨いて、天下取りに再挑戦する日は来るだろうか。
※女性セブン2017年11月9日号