「過食気味になり体重が増したことで血管中のプラークが増え、血管を圧迫し高血圧を引き起こしたと考えられます」(前出・真島医師)
米国でも、肥満度の高い人は肥満でない人よりおよそ3倍も高血圧になるリスクが高くなったという研究結果がある。
「太ると血圧が高くなる」ことは、当たり前に思えるかもしれないが、実はそこに大きな意味がある。
「これまでの定説では塩分が血圧を上げるとされました。しかし、あくまで一時的な効果であり、病気としての『持続的な高血圧』を起こすとは考えにくい」(同前)
※週刊ポスト2017年12月22日号