スポーツ

大谷翔平 真価問われる4月27日からのヤンキース3連戦

4月27日、ヤンキースの洗礼を受けるか(時事通信フォト)

 MLBのロサンゼルス・エンゼルスは、大谷翔平のデビュー戦に向けて早くも準備を始めている。スポーツ紙デスクはこう語る。

「先発投手のローテーションを5人体制から6人に増やし、今季DHの主砲アルバート・プホルスを一塁手に回してDHを空けるなど、エンゼルスは大谷の“メジャーで二刀流”という目標を全面的にバックアップする方針を示しています」

 140年以上のメジャーの歴史において、二刀流に挑戦した選手は何人もいるが、両方で誇れる成績を残した選手は“野球の神様”ベーブ・ルースだけ。打者に専念する前の1918年、投手として13勝7敗、打者として本塁打11本で、同一シーズンにおける「二桁勝利&二桁本塁打」を唯一記録している。メジャーリーグ研究家の福島良一氏が語る。

「先発ローテが中5日で回ることになれば、投手登板の翌日は休養し、2日後にプルペン練習を開始、3日目と4日目に打者としてDHで出場し、登板前日にブルペン練習というパターンになるでしょう。

 球団側は“すぐに結果は求めない”と言っていますが、米国のメディアやファンは、ベーブ・ルース以来100年ぶりに『二桁勝利&二桁本塁打』が達成されるかどうか、大きな関心を寄せています」

 大谷の投手デビューは、本拠地開幕戦のインディアンスとの3連戦(4月2日~)の可能性が高いと言われている。だが、真価が問われるのは、開幕から約1か月後の4月27日から始まるニューヨーク・ヤンキースとの3連戦になりそうだ。福島氏が言う。

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《総スカン》違法薬物疑惑で新浪剛史サントリー元会長が辞任 これまでの言動に容赦ない声「45歳定年制とか、労働者を苦しめる発言ばかり」「生活のあらゆるとこにでしゃばりまくっていた」
NEWSポストセブン
「第42回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
《ヘビロテする赤ワンピ》佳子さまファッションに「国産メーカーの売り上げに貢献しています」専門家が指摘
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《エプスタイン事件の“悪魔の館”内部写真が公開》「官能的な芸術品が壁にびっしり」「一室が歯科医院に改造されていた」10代少女らが被害に遭った異様な被害現場
NEWSポストセブン
香港の魔窟・九龍城砦のリアルな実態とは…?
《香港の魔窟・九龍城砦に住んだ日本人》アヘン密売、老いた売春婦、違法賭博…無法地帯の“ヤバい実態”とは「でも医療は充実、“ブラックジャック”がいっぱいいた」
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、インスタに投稿されたプライベート感の強い海水浴写真に注目集まる “いいね”は52万件以上 日赤での勤務をおろそかにすることなく公務に邁進
女性セブン
岐路に立たされている田久保眞紀・伊東市長(共同通信)
“田久保派”の元静岡県知事選候補者が証言する “あわや学歴詐称エピソード”「私も〈大卒〉と勝手に書かれた。それくらいアバウト」《伊東市長・学歴詐称疑惑》
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「少女を島に引き入れ売春斡旋した」悪名高い“ロリータ・エクスプレス”にトランプ大統領は乗ったのか《エプスタイン事件の被害者らが「独自の顧客リスト」作成を宣言》
NEWSポストセブン
東京地裁
“史上最悪の少年犯罪”「女子高生コンクリート詰め事件」逮捕されたカズキ(仮名)が語った信じがたい凌辱行為の全容「女性は恐怖のあまり、殴られるままだった」
NEWSポストセブン
「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路とは…(写真/イメージマート)
【1500万円が戻ってこない…】「高級老人ホーム」に入居したある70代・富裕層男性の末路「経歴自慢をする人々に囲まれ、次第に疲弊して…」
NEWSポストセブン
橋幸夫さんが亡くなった(時事通信フォト)
《「御三家」橋幸夫さん逝去》最後まで愛した荒川区東尾久…体調不良に悩まされながらも参加続けていた“故郷のお祭り”
NEWSポストセブン
麻原が「空中浮揚」したとする写真(公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」より)
《ホーリーネームは「ヤソーダラー」》オウム真理教・麻原彰晃の妻、「アレフから送金された資金を管理」と公安が認定 アレフの拠点には「麻原の写真」や教材が多数保管
NEWSポストセブン
”辞めるのやめた”宣言の裏にはある女性支援者の存在があった(共同通信)
「(市議会解散)あれは彼女のシナリオどおりです」伊東市“田久保市長派”の女性実業家が明かす田久保市長の“思惑”「市長に『いま辞めないで』と言ったのは私」
NEWSポストセブン