芸能

寺田理恵子×近藤サト「お尻にタッチ、バリバリありました」

1991年に入社した近藤サト

 テレビが一番華やかだった時代──。それは女子アナが業界の花形職業で、世間の憧れだった時代でもあった。アイドルアナのはしりとなった寺田理恵子(56)と報道からバラエティまで幅広く活躍した近藤サト(49)。1980~1990年代のテレビの舞台裏を知る“美熟女アナ”2人が、当時の裏話を語り合った。〈元祖アイドルアナ〉──寺田理恵子(1984~1989年フジテレビ)に手渡された名刺にはそんな肩書きが記されていた。一方、艶やかな晴れ着姿で登場したのが7年後輩の近藤サト(1991~1998年同)だ。

寺田:名刺の肩書きは、(所属事務所の代表を務める)生島ヒロシさんの提案なんです。厳密に言えば『なるほど!ザ・ワールド』の益田由美さん(1977年入社)と、『オレたちひょうきん族』の山村美智さん(1980年入社)こそ、女子アナがバラエティ番組に出演した先駆けですよね。

近藤:私が子供の頃のアナウンサーは、まだお堅いイメージでした。それが学生時代に寺田さんを『ひょうきん族』で拝見して、本当に可愛らしくて。

寺田:入社した時、私は音楽番組か、旅番組をやりたかったの。ところが山村さんの代役で、2代目ひょうきんアナとして、『ひょうきんベストテン』に出演することになった。まあ、これも一応音楽番組かなと思って納得したんですけど(笑い)。その頃は衣装も自前でした。

近藤:え、自前なんですか。

寺田:私が入社したのは男女雇用機会均等法の施行(1986年)よりも前で、女子アナは契約社員。アナウンス室ではお茶汲みをやらなければならなかったし、電話番もした。そういう封建的な時代だった。

近藤:私たちもお茶汲みはしていました。“誰のコーヒーに何杯砂糖を入れるか”というメモまであって……。お尻をタッチするようなセクハラも、バリバリありましたよね(笑い)。

寺田:私はそういう人からも触られたことないの。オーラがまったくないみたいで(笑い)。

関連記事

トピックス

11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン