近藤サト一覧

【近藤サト】に関するニュースを集めたページです。

誰もが“近藤サト”にはなれない! グレイヘアの落とし穴
誰もが“近藤サト”にはなれない! グレイヘアの落とし穴
「グレイヘア」が流行語大賞にノミネートされたのは、2018年のこと。白髪をあえて染めず、年齢を重ねたありのままの自分を受け入れるスタイルだ。テレビや女性誌でも「グレイヘア」特集をたびたび目にするようになって、個性を大切にする洗練された女性たちが取り入れているイメージが定着しつつある。 50代を目前に髪を染めることをやめて「グレイヘア」にした、フリーアナウンサーの近藤サトさんが一躍脚光を浴び、白髪が気になる大人世代にとって、「グレイヘア」がおしゃれの選択肢のひとつとして確立されてきたといえる。その凛としたたたずまいや、年齢に抗わない潔さ、芯のある生き方を支持する大人世代の女性も多い。 だからといって、近藤サトのような美しいグレイヘアは、誰もが簡単に手に入れられるわけではない。「グレイヘア」を手に入れるためには、移行期の“みそぎ”を通過しなければならない。白髪染めを止めた白黒ツートンヘアの時期を耐えられるかどうかが最初のポイントになるわけだ。白髪はもはや老いの象徴ではない、と世間の目が寛容になったとはいえ、根元の白髪と染めた部分の黒髪の境目が気になるもの。ついつい「染めなくては!」と義務感に駆られ、また白髪を染めて憧れの「グレイヘア」から遠ざかってしまう、なんてこともあるようだ。 しかも、白髪を放置するだけでは、“若々しさを諦めてしまった人”に見えかねないという。毛髪診断士・毛髪技能士の資格を持ち、『いい白髪ケア、やばい白髪ケア』の著書もある美容ジャーナリストの伊熊奈美さんが、理想の「グレイヘア」を手に入れるために注意したい6つのポイントをアドバイスしてくれた。●白髪に残る黄ばみは“古ぼけ感”の元凶「一見真っ白に見える白髪ですが、日本人の白髪はメラニンの影響で大抵黄色っぽさが残っていることが多いのです。この黄ばみがあると、その人全体を包むオーラまで古ぼけて見えて、清潔感が失われてしまいます」(伊熊さん。以下同) 美容院に定期的に通って色のメンテナンスが必要となるほか、黄ばみを抑えるシャンプーを使うなど日頃からお手入れをする必要があるそうだ。●ごわついたツヤのない白髪は“ヤマンバ”に「白髪は毛髪の内部成分が偏っていたり、水分自体も不足していたりするので、うねった毛であることが多いものです。ごわつきやすく、まとまりが悪くてツヤがないのに、美容院にも行かずに伸ばしっぱなしでは、“ヤマンバ”になってしまいます」 トリートメントで保湿や補修したり、ブローをしたりと、手をかけてツヤを保つことが求められるという。そういわれてみると、近藤サトの髪もツヤツヤなことがわかる。●40代以上に多い「髪のボリューム感」もネックに 40代以上の髪の悩みは、白髪とともに「薄毛」も多い。分け目がくっきりしたり、髪が細くなったり、立ち上がりがつぶれて地肌が透けがちだ。「白髪が多い人は、髪が硬く毛量のある人が多いといわれますが、40代以上になると髪の多い人でも、横には広がって多いわりに頭頂がペタンとしている、ということもあります。美容院のヘッドスパなどで定期的に毛穴の汚れを取り、マッサージをするなど、ケアを心がけたいものです」 髪のボリューム感をキープしないと、「グレイヘア」は貧相に見えてしまう恐れがある。●長さも重要なポイント。清潔感が決め手 さらに、「ダウンスタイルにしたいのなら、長くても肩ラインのボブまで」と伊熊さん。「フランス在住のファッションデザイナー・島田順子さんのように頭の高い位置に大きなおだんごを作ってまとめておけば素敵ですが、ロングのグレイヘアでダウンスタイルとなると、完璧なブローをしても清潔感が出づらく、なぜか顔のしわやたるみなどのエイジングサインに目がいってしまいがちになります」 ロングにするなら、基本的にはまとめ髪でこざっぱりと清潔感を保った方がよさそうだ。●「グレイヘア」を得意とする美容院が意外と少ない 美容院はどちらかといえば、染めるほうが得意なところが多く、信頼できる美容院を探すのはなかなか難しいという。また白髪はパーマがかかりにくいという。「白髪は一般的にパーマがかかりにくいため、強めの薬剤を使うことがあります。髪の傷みが気になってカラーをやめたのに、パーマで髪が硬くなったり、傷んでしまったら意味がありません。だからこそ、グレイヘアの扱いが得意な信頼できる美容師に頼むことも大切」●以前の服が似合わなくなる可能性も「グレイヘアになると、染めていたときと同じ感覚で服を選んでいると十中八九、年齢以上に老けて見えます。一方、クリアなグレイヘアなら、赤や黄色、パステルトーンなど明るい色の服が似合うようになります。全身黒でパキッとさせてもモード感があって素敵です。真っ赤な口紅と縁が際立つメガネなどを取り入れればアーティスティックな雰囲気にもなります」 こうしたファッションとの兼ね合いは、こなれていないと至難の業。すぐに確立できるものではない。「グレイヘア」にしたら、足の先まで全体をトータルに整える努力が求められるとも言える。ありのままの自然体で美しく見せるとは、かくも大変なことなのだ。「装うことが大好きで投資を惜しまない人なら、グレイヘアは大人っぽく、個性的な雰囲気で素敵です。でも、ヘアもメイクも服も気を遣っていないと清潔感がなくなり、ほっこりおばあちゃんに見えかねません。ご近所服でカジュアルなライフスタイルがメインなら、グレイヘアにしたときのファッションをシミュレーションして、毎日のくらしにそれがフィットするか、少し考えてみましょう」 白髪を染めるよりラクそうというだけで安易に「グレイヘア」に手を出すと、こんなはずでは……ということにもなりかねない。自分のライフスタイルに合っているか、そして持続可能かどうか、じっくり検討した方がよさそうだ。【プロフィール】伊熊奈美(いくま・なみ)/美容ジャーナリスト。日本毛髪科学協会毛髪診断士・認定講師、国際毛髪皮膚科学研究所毛髪技能士。1972年静岡県浜松市生まれ。地元タウン誌の編集記者、女性誌編集部の美容担当などを経て、フリーランスに。近著に『いい白髪ケア、やばい白髪ケア』がある。
2020.11.06 16:00
NEWSポストセブン
近藤サトさんのネット通販の流儀 着物の小物中心に2万円前後で
近藤サトさんのネット通販の流儀 着物の小物中心に2万円前後で
 本誌・女性セブンが1146人を対象に実施したアンケート調査によると、外出自粛期間中にネットショッピングを利用した人の割合は83.5%だった。だが、高額にもかかわらず、ネットの手軽さゆえつい“ポチッて”しまい、無駄な散財をしてしまう人も急増。ネットで買い物をする際、気を付けていることを近藤サトさん(51才)に聞いた。【写真】近藤サトさんがネットで購入した鳩の刺繡を施した黒繻子の帯とかんざし「主に利用するのは着物関連のサイト」と話す近藤さん。「アンティークの着物の帯や襟、帯留め、バッグ類などの小物が好きなので、“アンティーク 帯留め”で検索して、いろんなショップのサイトを見ます。よく利用するのは『ヤフオク!』。独自のサイトを持たない呉服屋さんや古美術商が、昔の希少なものを出品しているので、個人が出品しているものというより、それらのお店や業者が出しているものを買っています。 ネットの場合、どうしても個人情報のやりとりが必要なのですが、そのあたりの管理もお店の方がしっかりしていて安心できます。ネットで着物関連のものを買うようになってからは5年ほど経ちますが、時間さえあれば、『いいのないかしら?』ってサイトをのぞきます。手に取って見られないので、あまり高額なものは購入せず、2万円くらいのものが主流で、よほど気に入ったものでも高くて7万~8万円までに留めています」【プロフィール】こんどう・さと/ナレーター・フリーアナウンサー。『有吉反省会』のナレーターや『スッキリ』のコメンテーター(いずれも日本テレビ系)など、さまざまなメディアで活躍中。※女性セブン2020年7月23日号
2020.07.20 16:00
マネーポストWEB
近藤サトさん「イケイケだった1990年代のフジテレビ」を語る
近藤サトさん「イケイケだった1990年代のフジテレビ」を語る
 新人時代に報道番組『FNN NEWSCOM』に抜擢され、その後もフジテレビの看板アナとして活躍したフリーアナウンサーの近藤サトさんは“全速力”の時代を知る。1990年代のイケイケだったフジテレビの空気を語ってもらった。 * * * 私が入社した1991年当時のフジテレビは民放各社の中でも頭一つ抜けた視聴率で、トレンドや文化の発信的な大きな影響力を持っていたと思います。ですから全社的にイケイケで、ノッていた時代でした。 その中で私は報道番組、同期の中村江里子ちゃんは真逆の性格で与えられる仕事も分野も本当に違いましたね。 贅沢な時代だったゆえに報道も大変でした。出張で極東ロシアに行った時は長らくお風呂に入れなかったり、カンボジアでは急性胃腸炎で倒れたりと大変な目に遭うとは思いもよりませんでしたが、今となっては貴重な経験です。 一方の江里子ちゃんといえば、浮世離れした可愛いらしい発言や素直な感想、流行に流されないセンスに癒やされ、同期ながら「フジらしい子だな」と感じていた記憶があります。 当時は良くも悪くも多様な個性が集まった家族みたいな局で、多くのトレンドを生み出す一方で消耗も激しい、F1のスーパーカーみたいだった。しかし今はEV車の時代です。フジで良い時代を過ごしてF1の魅力を知る人にとっては、F1を降りるのはなかなか未練があると思います。 いまは少し苦しんでいるようですが、テレビのお仕事は伝えることも学ぶことも面白くて楽しく、かつ使命感を持って働くことができる素晴らしい職業です。当時を知らない新しい感覚の人が良い方向に変えてくれると思います。※週刊ポスト2020年5月8・15日号
2020.05.07 07:00
週刊ポスト
対談集『女に生まれてモヤってる!』が刊行されたジェーン・スーさんと中野信子さん
中野信子、「女は男ウケより女ウケ狙った方がコスパいい」
 仕事、社会からの扱われ方、恋愛、結婚…。「女として生きていると、“モヤる”ことばかり!」と話すコラムニストのジェーン・スーさんと脳科学者の中野信子さんが膝を突き合わせて話し合った目からウロコの対談集『女に生まれてモヤってる!』がこのたび刊行された。同書の中から、2人の対談の一部を紹介する。今回のテーマは女性にとって「男ウケ」「女ウケ」どちらがコスパがいいか――。* * *中野: 「得を取りたい」という気持ちに添って考えるなら、私はメイクやファッションに関して言えば「男ウケ」よりも「女ウケ」を狙ったほうが実はコスパがいいと思うんだよね。スー:この場合のコスパとは?中野:投資に見合うリターン。男ウケよりも女ウケを考えたほうが、同じ費用を掛けたときに返ってくるものが大きいんじゃないかな。男ウケを優先させると同性からの反発が高まる反面、周囲を見渡せば若くてきれいな女子があとからあとから量産されていくでしょう。「加齢による劣化を少しでも感じさせない」ということにいつも心的リソースを割かれなきゃいけない。それでも否応なく年は取っていくわけだから、投資に対する見返りとしての期待値を考えると、ひどく低くなっちゃうのね。でも女ウケを考えた場合は、価値が目減りしないんですよ。加齢だって「いい年の取り方をしてるね」と解釈されるし……。まあ、エビデンスがしっかりとあるわけでもなくごく個人的な意見ですが。スー:なるほど。20代と30代で同じ格好をしていても、男と女からのウケ度は違うよね。中野:おっしゃる通り。でも加齢という要因で男ウケの曲線が下がっていくのとは対照的に、女ウケの曲線はあまり変わらないし、むしろ上がっていくことも期待できる。今なら「思い切ってグレーヘアにしました」とか、圧倒的に女ウケがいいと近藤サトさんがご自身でおっしゃっている。これはちゃんと調査すれば定量化できると思うな。表を見て下さい。面積を比較すると、女ウケA、男ウケB……っていうふうにグラフができるでしょう。要するに、同じコストを掛けるのでも、女ウケを狙ったほうが有利でしょという考えです。スー:何このグラフ! 面白い! でもちょっと待って、考えようによっちゃ男ウケのよいスタイリングのほうがコスパがいい場合もあるよね? たとえば、トレンドは無視、色は黒・白・ベージュに絞ってちょっとタイトめAラインワンピース、同じパターンの服をひたすらぐるぐるローテーションして着回しながら生きていくって手もあるでしょう。ファッションにお金と労力というコストを掛けたくないなら、そっちのほうが断然コスパがいい気もする。コンサバなスタイリングに文句をつけてくる人は男女ともほとんどいないだろうし、おおよその権力者には好評だろうし。服やメイクで自己表現したいと思うか否かでだいぶ変わってくるだろうね。中野:服のコストで考えたらそういう場合もありえるね。アンチエイジング対策のメンテナンスとかになると、どうかな? みんなはどんな意識でコストを掛けてるんだろう。スー:今『美ST』(光文社)っていうビューティー月刊誌でコラム連載をやっているんだけど、私の知る限りでは「男のためにきれいを目指してます!」って人はほぼいないね。みんな自分のためにやってる。自己実現としての美。自分との戦いというか、もう美容オタクの域で、最高だよ。一昔前って「美魔女? どうせ夫が金持ちなんでしょ?」みたいな風潮があったし私もそう思ってたけど、自分で稼いでる女性がどんどん増えてるみたい。『美ST』は強烈な女子校だよ。究極の女ウケ。中野:芸能界は象徴的かもしれない。女性に人気がある女性タレントさんもいれば、男性に人気がある女性タレントさんもいる。でも数十年前の芸能界なら、この図で言うところのウケ度と係数を掛けて得られる最終的な報酬が大きかったから男ウケだけでもタレントは全然コストを回収できていた。ただ、今の時代は支持する人の母集団そのものがどんどん減ってきているからね。人口が多いときは男ウケだけを狙っても、面積SBが十分に大きいのでビジネスとして成り立つ。 実は昭和の頃は、メディアの数が限定的であったので、人口が分散されずに、ごく少数のタレントさんを多くの人が支持する、というマスの構造が作りやすかったんだよね。平成から令和にかけての昨今は、メディアの数も種類も増えて、もはや1億総タレントと言ってもいいような状況。すると、それを支える母集団のサイズは、どうしても小さくならざるを得ないでしょう。すると、人口の半分しかいない男ウケだけを狙うと、これはビジネスとしては難しくなるよね。一発あてるだけならともかく、長期戦略は立てづらい。スー:人口の推移が増加傾向にあったりとかメディアがひとつしかなかった時代には、この戦略でも勝てたんだ。中野:グラフで言うと、この値kが違うんだね。関数のベースは変わらない。だけど、人口が減るとどんどんkの値が減少していく。スー:人口の減少に伴って、芸能人一人あたりに割り当てられる国民の数が減るってことだよね。ってことは、国民の数が変わらなくても芸能人の数が増えれば同じことが起きるとも言えるのかな。つまり活躍する女性の数が爆発的に増えれば、必然的に多様性が出てくるってこと?中野:もちろん、そうなるよね。スー:他者からどう見られているか、俯瞰の目を持つことは大切。それは否定しません。でも、社会の目をそのまま自分の目にしちゃうのは、すごく危険。「どうせ私なんてブスだから」となるのは、「美人は価値が高くブスは価値が低い」という社会のものさしを自分のものさしにしちゃってるからなんだよね。中野:そもそもこの世が真っ暗闇だったり、人間に視覚がなかったりしたら、「美人になりたい」なんて望みを誰も抱かないですよ(笑)。今の社会でなぜ美人に憧れる女性がこんなに多いかというと、「美人になれば自分が社会から受ける恩恵を最大化できそうだから」であることは間違いでないでしょう。そこは私たち人類はみんな社会的生物だから、ある程度はもうしょうがない。 ただ、実際に美人になれても思っているほどの得は取れないというだけで。だからある意味では、美人願望はおまじないやお札に似ている気がするよね。「こっちから悪い気が入ってきませんように」と願いながら、お札を貼るようにメイクする、みたいなところがある。それに多くの女性は、「絶世の美女」とまでは言わなくとも、「とりあえず感じのいい見た目にしてさえおけば文句は出ないだろう」といつも推し量りながら生きているのが実情でしょう。見た目でいろいろなことを言われちゃうのは、男性だって同じだと思う。「あの人、結構稼いでいるはずなのに吊るしのスーツ着てるよ」とか、やっぱり思われたくないわけでしょう。身だしなみという意味までくると、性別の差はあまり関係なくなるね。スー:どんどん縮まってるよね。言葉の扱いとしてはどうかと思うけど、近頃よく聞く「女子力高い男子」ってそういうことじゃん。ところで、朝に顔を洗わない男性が意外に多いって知ってた?中野:ええ?(笑)スー:私がパーソナリティをやってるラジオ番組でスキンケア特集をやったら、「そもそも朝は顔、洗いません」ってメールが男性からいっぱいきたんですよ。「男って朝に顔洗わなくてもやっていける性別なんだ!?」と衝撃を受けた。今日も57歳の男性から「43年ぶりに朝、顔を洗うようになりました。肌の調子がよくなり、周りからの評判もすこぶるいいです」って報告がきた(笑)。「朝は顔を洗わない」って女性は少ないでしょう?そのあたりの差はまだまだある。中野:それもまた現代人にかけられている「清潔であれ」という呪いかもしれないね。ただ、これからはどんどんシームレス(継ぎ目、垣根がない)になっていくでしょう。男性用化粧品なんかもすでにたくさん出ているし、アンケートを見ると、女性もかなりそれを好意的に捉えている。羽生結弦さんが『雪肌精』の広告をやるのなんて象徴的だと思うよね。スー:じゃんじゃんやってほしいよ。「男たるもの顔や体なんかにかまうな」って社会規範は、これから命取りになると思う。年取ったらセルフネグレクト(自己放任)まっしぐらだよ。若い頃は「やるのはみっともない」と言われてたことが、シニアになったら「できなくてみっともない」になるなんて、ひどい話。男に生まれるか女に生まれるかで、入手できる情報に偏りが出過ぎるのも問題だよね。女性は下手したら小学生の頃からボディケアの情報に親しむわけだから、年季が違う。撮影/藤岡雅樹 
2019.07.02 16:00
NEWSポストセブン
体形をカバーしつつトレンドを取り入れた洋服を揃える京王百貨店(撮影/田中智久)
50代以上に人気の京王百貨店 近藤サト「流行りがわかる」
 京王百貨店(以下・京王)が50代以上の女性たちの支持を集めている。体形が気になる世代を美しく見せる洋服や、気軽に座れる休憩スペースなど、大人の女性のニーズに応える京王の魅力を“お買い物大好き”のナレーターでフリーアナウンサーの近藤サトさんが解説する。 京王百貨店新宿店は長男(14才)が小学生の頃によく来ていたという近藤サトさん。「息子の塾が近くで、送り迎えする時に買い物に来ていました。京王のお客さんは私と同じ世代の人たちが多く、とても安心できるんです。歩く速度も一緒ですし(笑い)。通路が広くて、歩きやすいのもいいですね。あと、ここに来ているお客さんのファッションを見て、“今はこれが流行っているのか”とチェックもできます。自分と似た世代のかたの“こんなものがあったらいいな”が揃っている百貨店だと思います」(近藤さん・以下同) 今の50~60代はバブル世代のど真ん中だと近藤さん。「流行に敏感だったからこそ、最先端のデザインに惹かれるけど、私ぐらいの年になると、着心地、使い心地も大事。そのちょうどよい塩梅でいてくれるのが、京王の懐の深さだと思います」 販売員もフロアによっては近藤さん世代と同じ、または年上の人たちが多い。「同世代か、もしくは私より上の世代の店員さんといろいろとお話しすると、共感する部分が多いんです。“この洋服の形なら体形がばれませんよね?”とか。似たような世代だからこそ、わかり合えるものがあるんです」 “居心地のよさ”が京王の最大の魅力のようだ。ウォーキングシューズでは都内最大級の品揃えを誇る1階の婦人靴売場。近藤さんは春向けの白いスニーカー「ヴィタ ノーヴァ」(1万6200円)を試着。 4階のセレクトコーナー「ココチクローゼット」では、ストレスフリーな着心地のよい商品をお手頃な価格で揃える。 6階の生活雑貨ショップ売場「久世福商店」は素材にこだわった調味料などを揃える。中でも近藤さんが気になったのは、だしと甘酒。「だしは素材の味がしっかりして、だしだけ飲んでもおいしいですね。玄米甘酒は、豆乳と割ったらおいしそう」※女性セブン2019年4月11日号
2019.03.31 07:00
女性セブン
「元女子アナ王国」フジテレビから人気女子アナが減った背景
「元女子アナ王国」フジテレビから人気女子アナが減った背景
 4月改編におけるフジテレビのニュース・情報番組の陣容が出揃った。午後帯の『直撃LIVE グッディ!』には宮澤智アナ、夕方帯の『Live News it!』にはフジ出身で現在フリーの加藤綾子アナ、夜帯の『Live News α』は三田友梨佳アナが就任する予定だ。宮澤アナは『めざましどようび』から、三田アナは『グッディ!』からの転向となる。テレビ局関係者が話す。「フジテレビとしては背水の陣でしょう。夜のニュースはここ4年で5度目の番組名変更になりますが、局のエース級であるミタパンを起用して勝負に出た。夕方も、フリーとはいえフジ出身のカトパンに賭けた。この4年で、最も高い知名度を誇る2人がキャスターを務める。コケるわけにはいかない状況です」(以下同) フジテレビと女子アナは切っても切れない関係にある。1980年代前半、山村美智子アナや寺田理恵子アナ、長野智子アナが『オレたちひょうきん族』などをきっかけに人気を得る。1988年入社の八木亜希子アナ、有賀さつきアナ、河野景子アナは『花の3人娘』と呼ばれ、女子アナブームを牽引。1990年代は近藤サトアナや中村江里子アナ、小島奈津子アナ、木佐彩子アナ、2000年代は内田恭子アナや高島彩アナ、中野美奈子アナなど次から次へと人気者が生まれていった。 フジが1982年から1993年まで10年連続、2004年から2010年まで7年連続で視聴率三冠王を獲得した背景には、間違いなく人気女子アナの存在も影響していただろう。「アナウンス部長を務めた露木茂アナなどが適性をよく見抜き、報道、スポーツ、バラエティとジャンルを明確に分けて、女子アナを育てていた。入社1、2年で見極めて、上手くレールに乗せていた。今もそのやり方は変わっていないのですが、ややブレはじめている印象です」 4月改編で平日夜の『Live News α』は月曜から木曜までが三田アナ、金曜は内田嶺衣奈アナが務める。「大学時代ミスソフィアに輝き、タレント活動もしていた内田アナは入社1年目の2013年、『すぽると!』のキャスターに抜擢され、以降もスポーツを中心に活躍してきました。夕方のニュースで現場に出ていた時期もありますが、夜のキャスターはやや唐突に感じます。彼女は、スポーツニュースの最後に『期待したいですね』『注目です』という言葉を多用する。あまり出しゃばらない姿はとても好感が持てるので、もう少しオリジナリティのある言葉を出せるようになると、さらに良さが出ると思います」 現在、フジは30代の中堅アナウンサーが産休に入っていたり、フリーに転身していたりしてごっそり抜けている。かといって、若手が順調に育っているとは言い難い状況だ。「吉崎典子アナ、阿部知代アナ、木幡美子アナ、田代尚子アナといった実力のあるベテランが他部署に異動になったことも大きい。伝統を後進に伝えられる人が少なくなっているんです。ベテランと若手の橋渡し役となるような中堅も少ない。アナウンス部の女性のほぼ半分が20代で彼女たちは好調な時のフジを知らない。明確な指針やお手本にすべき存在が少ないので、若手が戸惑う面もあるでしょう」 かつてのフジの看板番組だった『笑っていいとも!』が終了したことを嘆く声もある。「木佐彩子アナや中野美奈子アナ、加藤綾子アナなど人気の出る女子アナは必ずといっていいほど“テレフォンアナウンサー”を務め、コーナー出演もしていた。生放送でタモリさんたち売れっ子のタレントと接することで鍛えられたんですよ。また番組が終わった後に、タモリさん含めた出演者やスタッフで食事に行き、いろんな話を聞くことで勉強になることも沢山あった。ある意味、新人の登竜門でしたからね。知名度上昇だけでなく、大きな訓練の場になっていたんです。『いいとも!』の終了は、フジから人気女子アナが生まれなくなっている原因の1つだと思います」 かつて「女子アナ王国」と言われたフジ。再び、黄金期は到来するか。
2019.03.01 16:00
NEWSポストセブン
「グレイヘア」、本当にブーム? 流行語ノミネートも疑問の声
「グレイヘア」、本当にブーム? 流行語ノミネートも疑問の声
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は「ブーム」と一部で報じられた「グレイヘア」について。 * * *  7日、ユーキャン『新語・流行語大賞』に30語がノミネートされ、同日と翌日は、ニュース、スポーツ紙、ワイドショーなどが大きく報じていた。 毎年、「え?そんな言葉、使ってる人いないよね」とか、「こんな言い方しないよね」「もっと他にあったんじゃないの?」などとツッコむ声が多数あがるものだが、今年は「だいたい知ってる」「確かに流行っていた」「使っていた」というコメントがSNSなどで目だった。  そんな中、比較的若い人たちが「何、それ?」「全く知らない」と首を傾げるのが「グレイヘア」だ。『日刊スポーツ』によれば、「白髪をあえて染めず、色合いを生かした髪形。元フジテレビアナウンサーの近藤サト(50)らが実践して、『年相応ですてき』と評判になった」と解説されている。 この数年、ナレーターとして番組クレジットに名前が出ていた彼女が、コメンテーターとして出演し、その過激なコメントでプチ炎上を繰り広げていたのは、ここ1年程のことだろうか。『バイキング』(フジテレビ系)でも、病欠していた西川史子センセイの代打で出演した『サンデージャポン』(TBS系)でも、わざと過激なことを言っているように見えて、ネットなどでは「狙ってるの?」「なんか必死っぽい」とのリアクションがあったものだ。 実はその頃から、グレイヘアだった近藤サト。ネットでは「なんで染めないの?」「怖すぎる」「老けて見える」などと、さんざんだったのだけれど、彼女なりの考えが女性誌や新聞などで紹介されるようになってから、一転、「素敵」との声が上がることとなった。 なんと、20代後半から「白髪を染めなくてはと追い立てられていたようだった」という彼女。20代から白髪に悩まされていたとは、そういう体質なのか、それとも苦労が髪に出てしまっていたのだろうか。古い話で恐縮だが、不倫略奪婚、離婚、再婚を比較的短い期間でやってのけた彼女は、後者である可能性もあったように思えてならない。 だが、「自然体でいたい」と40代後半になって白髪染めをやめたというのだ。実は彼女がそのことを語り始めた当初は、「東日本大震災」というワードを出し、避難袋の中に白髪染めを入れている自分に大きな疑問を感じたという内容のコメントをしていた。それほどまでに白髪染めとつきあいが長く深かった、彼女なりの想いや考えは理解できなくはない。「潔い」という声を否定するつもりも全くないのだが、「それを流行りのように報じるのは無理がある」という声も多かったものである。 彼女がナレーターを務めている『ビビット』(TBS系)はいち早く「ブーム」というVTRを作り、特集していたけれど、「カラーリング剤やウィッグのメーカーがスポンサーについているワイドショーではなかなかやれないネタではないか」と指摘する広告代理店の女性がいて、なるほどなと思ったのも事実である。 そして9日の『バイキング』(フジテレビ系)ではこんな一幕があった。ライオン一社提供の「とれたてニュースバイキング」のコーナーで、近藤サトの大先輩である笠井信輔アナが「新語・流行語大賞」にノミネートされた30ワードを紹介。MCの坂上忍をはじめ、ゲストの東国原英夫、南美希子、土田晃之、アンガールズ田中、橋本マナミらがコメント。 社会、芸能、スポーツ、政治にジャンル分けした中の「社会」に「グレイヘア」も入っていたのだが、笠井アナは「あおり運転」「君たちはどう生きるか」「スーパーボランティア」のみをピックアップし、「グレイヘア」を完全スルー。近藤サトは時々『バイキング』にも出るし、女性の美容に詳しい南美希子さんあたりから何かしらコメントがあってもいいハズなのに、全く取り上げられなかったのである。 この日の『バイキング』の「グレイヘア」の注釈では、「40、50代女性を中心に白髪染めをやめ、ありのままを受け入れる風潮が広まる。女性誌では特集が続々組まれた」と記されていた。 確かに私も何誌かで特集を目にしたけれど「続々」というには無理があるし、「40、50代女性」というのにはもっと無理があると思う。40、50代女性で近藤サトばりに白髪の女性というのは、そう見かけるものではないし、「グレイヘアが素敵」ということで出てくるのは、インタビューを受けているのは近藤サトでも、写真では女優の草笛苗子や、近藤サトよりもずっと前からグレイヘアでワイドショーのコメンテーター席に座っていた加藤タキ氏、そして俳優の岩城滉一の妻でモデルの結城アンナら、いずれも近藤サトよりは20~30歳も年上の女性ばかりなのだ。 近藤サトの年齢といえば、いわゆる「美魔女」世代であり、当該女性が愛読する雑誌で「グレイヘアがトレンド」という記事は私は見たことがないのだ。そして前述のとおり、そうした雑誌はカラーリング剤やウィッグのメーカーが広告主であり、美容雑誌の類ならなお、「白髪は染めるもの」と読者に刷り込んでいる。 実は先日、近藤サトのフジテレビ時代の同期、中村江里子アナと『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で共演し、ヒナ壇の隣に座らせてもらった。間近で見た中村アナの黒黒とした美しい髪に私は息を呑んだ。20代の頃はロングヘアだった彼女も、いまはベリーショート。だが、艶が合って、羨ましいほど太い髪をワックスでまとめたスタイルは、その日の装い(白シャツにパンツ)に合っていて素敵だった。 白髪を放置し「自然体」と胸を張るのか、キレイに染めて背筋を伸ばすのかは、はっきり言って好みの問題。 繰り返しになるが「グレイヘア」がトレンドで、しかも「新語・流行語」というのには、無理がありすぎる。できるだけポジティブな言葉を選出しようとしている審査員らが、「グレイヘア」をそう捉えたというのなら仕方ないのだけれど…。 とにかく、「流行なのかもしれない」と、白髪を放置して、どれだけの人が美しく見えるのだろうか。近藤サトは、フジテレビ入社当時、先輩男性社員がザワついたほどの美人であり、華やかな同局の女子アナの中でも、もっとも美しい(好みか否かは別)一人ではないか。 つまり、彼女はグレイヘアであっても、逆にカラーリングを施していても、なんならスキンヘッドにしていたとしても、美人に変わりはなく、「グレイヘアが流行り?」を真に受けて彼女のマネをしたところで、いいことばかりではないのではないかと私は思う 近藤サトの古巣・フジテレビの番組でもスルーされてしまった「グレイヘア」。この先、どう広がりを見せていくのか、個人的に興味津々ではある。
2018.11.11 07:00
NEWSポストセブン
近藤サトアナ 「白髪染めをやめてプチブレイク」の今を語る
近藤サトアナ 「白髪染めをやめてプチブレイク」の今を語る
 女子アナ界で根強くささやかれていた「30歳定年説」。しかし、今や時代は変わった。ベテランの女子アナが活躍するケースが増えているのだ。フジテレビ出身のアナウンサー・近藤サトさんは、「白髪染め」をやめたことで再び活躍の場を広げている。本人がその経緯を語ってくれた。 * * * いま私、プチブレイク状態なんですよ(笑い)。白髪の姿でテレビに出たら取材が殺到して。衝撃的と言われましたが、白髪染めをしなくなったのは2年前くらいからです。私としては白髪が当たり前になっていた時期だったので、メディアの反応に逆に驚きましたね。 きっかけは東日本大震災のあと、避難袋を用意していたときに、白髪染めを入れようとしていた自分に気付いたときです。他に揃えなければいけないものがまだあるのに、そんなことを考えていた自分に思わず「アホか」と呆れました。同時に自分がそこまで追い込まれていたのかと思いました。 私たちの世代の女性は、男性と同じように社会に出て働き始めました。女性として自立していたつもりでしたが、私も老いを醜悪なものとして「女性は白髪を隠さなければならない」という保守的な価値観にずっととらわれていたようです。 白髪染めをやめて以来、年齢に抗わずに、見た目も心も同じ速度で成長しているのを実感しています。それまでの「女子アナ」という枠から解放され「近藤サトとはこうだ」という生き方ができるようになりました。 かといって、女子アナ時代を否定するわけではありません。あの頃があってこその自分ですから。1991年に入社して7年間、世界中の報道現場を経験させてもらいました。一方で毎週のように雑誌の取材なども受けていましたね。 新人のときは目の前の大量の仕事をこなす毎日で、将来のビジョンなんてありませんでした。入社1年目のときに一度、「大河ドラマのナレーションがやりたい」と言って、上司から「局が違うだろ」と怒られたことはありましたが(笑い)。見た目も頭もイモでしたが、そこから仕事を通して成長させてもらいました。 逆に今の若いアナウンサーたちは、入社時から綺麗なだけでなく、定年まで将来の明確なビジョンを持っていますね。私の若い頃は30歳前後になると仕事を退く風潮がありました。既婚者はごくわずかにいましたが、お子さんがいる女性アナウンサーは私の周りにはひとりもいませんでしたね。 現在はナレーションの仕事をメインにしています。ナレーションはアナウンサーとは違った技術を求められるので、難しさもありますがやりがいもあります。家庭もありますので、今の方が局アナ時代よりも忙しいですね。 女子アナをずっと続けていくには視聴者に共感を持たれ続けることが必要だと思います。若く見せようとするより、視聴者から「あの人も年を取ったわね。私も年を取るはずだわ」と見られればいいんですよ。視聴者と一緒に年を重ねられる女性アナウンサー、キャスターの時代が来るといいですね。 ただ、今から白髪染めをやめても、きれいなグレーヘアになるまで2年くらいはかかります。白髪アナは歓迎ですが、あと2年は私のプチブレイクも続いてくれるかな、なんてね(笑い)。【プロフィール】こんどう・さと/1968年生まれ、岐阜県出身。フリーアナウンサー、ナレーター。日本大学藝術学部放送学科特任教授。1991年、フジテレビに入社。主に報道番組を担当する。1998年に退社しフリーに。現在『ひるキュン!』(TOKYO MX)に出演中。◆取材・文/松本祐貴※週刊ポスト2018年11月2日号
2018.10.23 07:00
週刊ポスト
昔は寛容だった女子アナの不倫、風向き変えた“K”の名は
昔は寛容だった女子アナの不倫、風向き変えた“K”の名は
 内村光良との不倫温泉旅行が報じられテレビ朝日を退社して以降、『報道ステーション』に13年ぶりの復帰をすることになった元テレ朝でフリーの徳永有美アナ(43)。同じくテレ朝で同局の加藤泰平アナとの不倫が報じられた田中萌アナ(27)。復活の気配すら見えない、竹林車中不倫騒動のフジテレビ・秋元優里アナ(34)。 不倫が報じられた女子アナたちは厳しい風に晒されているが、かつては世間も女子アナの不倫に対し、今では考えられないほど寛容だった。 1982年には元フジテレビの田丸美寿々アナ(66)とフリージャーナリストとの不倫が発覚したが、とくに干されることもなく、番組出演を続けた。「田丸は離婚した相手男性と1983年2月に結婚し、『略奪愛だ』と騒がれた。当時は『不倫』という言葉すら一般的でなかった時代です。結婚後、自分の意思で局を辞め、その後はフリーランスになって局をまたいで活躍した」(芸能レポーターの須藤甚一郎氏) 女子アナとしての仕事と、「プライベートでの不倫」は別というのが、当時の一般的な認識だったのである。 そんな風向きが変わったのは、1990年代に入ってから。1996年の元フジ・近藤サト(50)と板東三津五郎(当時は八十助)との不倫は衝撃的だった。「当時、三津五郎は元宝塚女優の妻と3人の子供がいた。泥沼の離婚協議の末、1998年に三津五郎は近藤と再婚したが、バッシングの嵐は止まなかった(2000年6月に離婚)。とくに主婦層からの反発が強く、近藤はめっきり出番が減ってしまった。アナウンス力は高く評価されていたので、現在までに数多くの番組でナレーションを務めたが、テレビ画面に顔を出すことは少ない」(ベテラン芸能記者) それ以降テレビ業界の“不倫スキャンダルの線引き”は厳しくなっていったようだ。「主婦層に嫌われている女子アナを使うと、番組スポンサーのイメージまで悪くなる。局側もスポンサーの顔色を窺い、起用に慎重にならざるを得ない」(同前) 不倫発覚で失うものは小さくない。女子アナ業界はそれが一番顕著な世界なのかも。※週刊ポスト2018年8月31日号
2018.08.25 07:00
週刊ポスト
フリーアナ思いのTBS 『はやドキ!』は人材の宝庫
フリーアナ思いのTBS 『はやドキ!』は人材の宝庫
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、昨今のフリー女子アナ事情について考察。 * * *「これからおやすみになる方も、そしてお目覚めの方も、時刻は4時になりました」の挨拶からスタートしていた『めざにゅ~』(フジテレビ系)が14年3月に終了し、その後スタートした『めざましテレビアクア』も今年3月“ひっそり”終了していたことを最近、知った。 ではいま、フジテレビの朝4時台に何をやっているかというと、ますだおかだの岡田圭右と、ニッポン放送出身のフジテレビアナウンサー、川野良子アナ司会による『クイズ!脳ベルSHOW』だ。 BSフジでオンエアしている帯のクイズ番組で、フジテレビでは再放送が中心。回答者は40歳以上のタレントや文化人たちというから、同局で人気を博した『クイズ!年の差なんて』の“年配組”だけを集めたようなスタイルだ。 在京民放局の朝4時台は、横並びで視聴率トップのテレビ朝日が『おはよう!時代劇』(同局の人気時代劇シリーズの再放送)に続き、日本テレビが『Oha!4 NEWS LIVE』、そしてTBSが『はやドキ!』をオンエアしている。 テレ朝は、早起きの3層(50歳以上の男女)にまず時代劇を見せ、その流れで『グッド!モーニング』、『羽鳥慎一モーニングショー』を見せる流れが抜群で、朝帯ではトップの視聴率を獲得している。 件の『クイズ!脳ベルSHOW』も、明らかに3層狙いの番組だが、そのあとの『めざましテレビ』は、決して3層狙いではないし、4時台は何が何でも最新ニュースをチェックしたいという3層も少なくないため、日テレとTBSとがしのぎを削っている状態といっていい。 日テレの『Oha!4~』は、クールビューティーなベテラン、中田有紀キャスター卒業後は、“女子会”のような雰囲気。日本テレビの女子アナも男子アナも20代~30代前半でそろえているため、『ZIP!』への流れは悪くない。 ではTBSの『はやドキ!』はどうか。後に続く夏目三久の『あさチャン!』は、みのもんたを愛した3層たちがそのまま“お客”として残っている状態。そこにナイスパスをするため、『はやドキ!』では新聞を紹介するコーナーに、龍崎孝氏、中村尚登氏、柴田秀一氏、斎藤泉氏ら、同局の解説委員や報道アナ出身で、現在大学教授やニュースデスクの肩書をもつ中年男性たちがコメンテーターに加わる。 長年、TBSテレビやTBSラジオに親しんでいれば、件の4氏はみな“馴染みの顔”。政治、経済からスポーツ、エンタメまで守備範囲が広いうえ、女性視聴者を遠ざけないキャラの持ち主ばかりゆえ、朝にピッタリというだけでなく、繰り返しになるが『あさチャン!』への流れがすこぶるいい。 メインの高野貴裕アナを囲む女性陣も、『Oha!4~』に比べると、落ち着いた雰囲気の女性キャスターが並んでいる。“ひっそり”終わった『めざましテレビアクア』が“フリー切り”を最大理由にされるなか、『はやドキ!』は、『サンデーモーニング』の関口宏が会長をつとめる「三桂」や、その「三桂」と深い関わりがあった「セント・フォース」、さらには、近年、民放局を辞めた女子アナの所属先として地位を築いている「ホリプロ」などに所属する“フリーアナ”が曜日替わりで多数出演している。 それぞれのプロフィールが気になり、精査してみると、彼女たちの多くは大学を卒業した後、地方局のアナウンサーとなり、件の事務所に所属するという、フリー女子アナおなじみの”パターン”だった。 が、なかには、芸能プロダクション「スターダスト」にスカウトされ、「ももいろクローバー」(いまの“ももクロ”の前身)構想段階のメンバーだったという川又智菜美や、HPの自己紹介文に「大手総合商社」に在籍していたことを記すハーフ美女・堀口ミイナを始め、興味深い人材の宝庫であった。 さらに、小野寺結衣である。この名前でピンときた方は女子アナ通、あるいはジャイアンツファンかもしれない。そう、彼女の長姉は、元・日本テレビアナウンサーで、読売巨人軍監督、高橋由伸氏夫人の旧姓・小野寺麻衣さんだ。 まだまだいる。気象予報士の尾崎朋美は、あの「森田さん」(『Nスタ』の森田正光氏)が会長で、「森さん」(『ひるおび』の森朗氏)が社長をつとめるウェザーマップの所属。 さらに、ニュース読みは「ニュースバード」のキャスターもつとめていて、TBSの関連会社「キャストプラス」所属の女性3人だ。 もっとも驚いたのは、ナレーターをつとめる女性たちの顔写真までHPに出ているので検索してみたら、全員、「生島企画室」所属だった。聴取率が絶好調なTBSラジオの早朝番組『生島ヒロシのおはよう定食』『生島ヒロシのおはよう一直線』のパーソナリティー、生島ヒロシ氏が代表をつとめる事務所で、元NHKの内藤裕子を始め、人気の局アナが退社した後に続々所属することでネットを騒がせていたりもする。実は“フリー切り”は、何もフジテレビに限ったことではなく、かつて「セント・フォース」所属の女性キャスターばかりが出ていた感のあるテレビ朝日や日本テレビでも、局アナ路線に変わってきている。 記者からの移行ではあるが『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の午後3時またぎのニュース読みも、このたび日テレの局アナに代わる。 だがTBSの『はやドキ!』だけは、フリー女子アナの“受け皿”ともいうべき番組になっていて、各プロダクションに配慮をしながらフリー女子アナを起用し続けている。 そういえば、昔、TBSの局アナが「在京局を辞めたアナウンサーを最初に使うのがウチ」と嘆いていたことがあるし、同局で大きなレギュラーをもっている某フリーアナは「TBSの方は、自局のアナウンサーのことが好きではないみたい」とも言っていた。 確かに「日曜劇場『ブラックペアン』」にはカトパン(加藤綾子)が。同『下町ロケット』にアヤパン(高島彩)が出演。『ビビット』のコメンテーターには政井マヤ、雪野智世、菊間千乃が出ている。ナレーターも近藤サトだし…(苦笑)。 もちろん、他局の番組でも自社の出身ではないフリーアナを起用しているケースがあるけれど、やはりTBSではそれが目立っているように見えてならない。その元祖とも言うべき番組は「三桂」所属の女性キャスターが勢揃いしている『サンデーモーニング』だ。 フリー女子アナに特化している事務所のみならず、“女子アナ部門”を設置するプロダクションが激増する昨今、テレビ局としても使わざるを得ないのかもしれないが、それぞれの事務所の戦略や、地方局出身のフリー女子アナらの探り合いや野望がうごめく『はやドキ!』に、朝から異様な空気がただよっているのも確かである。私だけの気のせいだろうか…?
2018.05.30 07:00
NEWSポストセブン
【日大解剖】芸術学部OBは出身を聞かれると「日芸」と答える
【日大解剖】芸術学部OBは出身を聞かれると「日芸」と答える
 爆笑問題、宮藤官九郎、篠山紀信、林真理子、三谷幸喜、近藤サト……。芸能人、アナウンサーからカメラマンまで有名人を輩出しているのが芸術学部だ。そこは、日大の一学部でありながら、「別格」であるという。「出身大学を聞かれるとほぼ全員が“日芸”と答えます。“日大なんだ”と返されても“いや、日芸です”と訂正するほど。そもそも他学部との交流はほぼなくて、日大生という実感もないんです」(日芸OB) 写真学科出身で報道カメラマンの宮嶋茂樹氏も、日芸生が通う江古田キャンパスの特殊な光景を振り返る。「兵庫の田舎から出てきた人間にとってはかなりの衝撃でした。江古田キャンパスで行なわれた入学のオリエンテーションでは、声楽家の先生が宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』をオペラで歌って驚き、同期入学の手塚治虫さんの長男・手塚眞さん(映画学科)が注射器をモチーフにしたタイピンという尖ったファッションをしていてさらに驚きました」“タックル問題”でも母校への愛情は変わらないとする宮嶋氏は、こんな光景を思い出すという。「日芸の名物といえば真田広之も入っていた『殺陣同志会』。気合いの入った殺陣をやるのですが、女子部員が着流しで学内を闊歩するから、裾がはだけて見えた太ももが衝撃でしたね」 個性ひしめく環境には、他学部とはまるで違う価値観がある。別のOBは言う。「実は日芸出身といわれる人の中には中退者も多い。付属高校の内部試験で日芸には落ちたものの、一般試験で入学した──というように愛校心が強い学生が多いのに、“日芸は卒業するより中退のほうがステイタスが上”ともいわれます」 爆笑問題の太田光と田中裕二、宮藤官九郎、松崎しげる、大鶴義丹といった面々も、実は中退組だ。爆笑問題の2人は、「第2回日芸賞」(2007年)の授賞式でこう話していた。「日芸に3年いて2単位しか取れませんでしたが、大学生活はものすごく楽しかった」(太田)「日芸というのは本当に器の大きな大学だと思います。1年しかいなかったけれど僕にとってはとても思い入れのある母校です」(田中) 中退した学生にも寛容なのは事実のようで、日芸のホームページの“卒業生の活躍”コーナーには、彼らの名前が堂々と並んでいる。この異端の学部にだけ、“結束力”があるように見えた。※週刊ポスト2018年6月8日号
2018.05.29 11:00
週刊ポスト
市川海老蔵 弟分・坂東巳之助の披露宴欠席の無念
市川海老蔵 弟分・坂東巳之助の披露宴欠席の無念
《いまママがいない事を悲しんで涙ながしていました。勸玄が明確に認識して涙を流した事を初めて見ました。 わかるよ。としか言えない父親、抱きしめるしかできない父親、辛いです。母親の温もりを沢山感じさせてあげたい思いが私の中で大きなものとなっています。》 1月日、市川海老蔵(40才)はブログにそう綴った。麻央さん(享年34)が天国へと旅立ったのは、2017年6月22日のことだった。その翌日、公演中の海老蔵に連れられた勸玄くん(4才)は、舞台裏で麗禾ちゃん(6才)や他の出演者たちとの変顔ごっこや追いかけっこに、無邪気な声をあげていた。それから半年以上の月日が経ってはじめて、勸玄くんは、そこにあるはずの「母の愛」を失ったことに気づいたのだろう。 海老蔵が、父の葛藤を吐露した翌28日、帝国ホテル(東京・千代田区)の孔雀の間で、盛大な結婚披露宴が行われた。中心にいたのは、坂東三津五郎さん(享年59)と元タカラジェンヌの寿ひずる(63才)の長男・坂東巳之助(28才)だった。 松本白鸚(75才)をはじめ、松本幸四郎(45才)、中村芝翫(52才)・三田寛子(52才)一家、片岡愛之助(45才)・藤原紀香(46才)夫妻、中村勘九郎(36才)、市川猿之助(42才)、香川照之(52才)、市川右團次(54才)、中村獅童(45才)、尾上松也(33才)といった豪華な顔ぶれが集結。歌舞伎界以外からも、奥田瑛二(67才)・安藤和津(69才)夫妻などが出席した。「司会を務めたのは松尾貴史さん(57才)。キャビアや高級食材をふんだんに使った超豪華な料理に驚かされました。花嫁が以前、サンリオピューロランドに勤めていたそうで、余興にキティちゃんが登場して社交ダンスを披露したりと大盛り上がりでした」(参加者) 会場には海老蔵の母・希実子さんの姿もあった。「もともと、三津五郎さんと(海老蔵の父)團十郎さんの仲がよくて、團十郎さんが病に倒れたときには、『勧進帳』の弁慶の代役を三津五郎さんが務めたほど。三津五郎さんは海老蔵くんにも目を掛けていましたし、海老蔵くんも父の恩人でもある三津五郎さんを心から尊敬していました。三津五郎さん亡き後は、巳之助くんのことを弟のようにかわいがっていました。ところが、披露宴に海老蔵くんは出席していなかったんです」(別の参加者) 成田屋の跡取りに生まれた重圧で、かつて歌舞伎の世界への反発を繰り返した海老蔵。一方、巳之助は三津五郎さんが寿と離婚し、2年ほどで父が離婚原因と噂された近藤サト(49才)と再婚したことに不信感を強め、その後高校を中退。とんかつ店でアルバイトするなど、歌舞伎の世界から完全に離れた時期がある。「巳之助さんが再び歌舞伎俳優を目指そうとしたとき、相談に乗っていたのが海老蔵さんだそうです。昨年7月の歌舞伎座公演では、海老蔵さんの親獅子・巳之助さんの仔獅子で『連獅子』を演じました。連獅子は、親獅子が仔獅子を谷底に突き落として成長を見守るというもの。三津五郎さんに代わって、巳之助さんを見守っているという海老蔵さんからのメッセージとも思えたほどです」(歌舞伎関係者) そんな弟分の晴れの日に、なぜ海老蔵は姿を見せなかったのだろうか。「麻央さんの“喪中”のため、慶事に顔を出すことができなかったんです。神道では、故人の魂が和み鎮まるのに1年かかるという考えがあるそうで、それがいわゆる喪中に当たるそうです。駆けつけたい思いはあったでしょうが、その場に行くことができなくても、巳之助さんに心から祝福のエールを送っていたと思いますよ」(前出・歌舞伎関係者) 2人がまた並び立つ日が楽しみだ。※女性セブン2018年2月15日号
2018.02.02 07:00
女性セブン
寺田理恵子が述懐「昔は不倫が当たり前だったんじゃないかな」
寺田理恵子が述懐「昔は不倫が当たり前だったんじゃないかな」
 アイドルアナのはしりとなった寺田理恵子(56)と報道からバラエティまで幅広く活躍した近藤サト(49)。1980~1990年代のテレビの舞台裏を知る“美熟女アナ”2人が対談。最初の夫と離婚した寺田は、2000年にNEC元会長の御曹司である関本雅一氏(故人)と再婚。一方、歌舞伎役者・5代目坂東八十助(のちの10代目三津五郎、故人)との結婚生活に1年あまりでピリオドを打った近藤も、2003年に再婚した。2017年はテレビで「不倫」がキーワードとなった年だが、2人は「報じる側」と「報じられる側」の両方を経験している。寺田:『週刊ポスト』さんが訊きたいのって、私の二度目の結婚のことでしょ? 私が妻子ある人と不倫して、略奪して、再婚したという。近藤:話しちゃいますか!?寺田:私ね、本当に何も知らなかったの。週刊誌の記者に、妻子がいる人だって教えてもらったんですから。私も被害者だけど、奥様やお子さんも被害者だから、すごく申し訳ない気持ちで。夫が亡くなった時は、ご連絡してお会いしました。近藤:私もいろいろと個人的な経験はしていますが……。2017年はとにかく不倫の話題が続きましたよね。私も最近はナレーターのお仕事がメインで、ワイドショーで斉藤由貴さんから山尾志桜里議員まで一通り、“当事者の発表コメント”を読んできましたよ。 気をつけているのは、主観を入れないこと。犯罪ならまだしも、不倫は犯罪じゃないですから。例えば斉藤さんが叩かれる風潮の時は、火に油を注ぐのではなく、いかに冷静に聞いてもらえるかを気にしていました。私が20歳ぐらいの若い頃だったら“許せん”という声になっていたかもしれませんが、もう今年で50ですからね。寺田:私がワイドショーのキャスターをしていた時は、今ほど不倫が話題にはならなかった。みんな、当たり前だったんじゃないかな。実は私、最初の夫の怪しいホテルの領収書と、女性と写った写真を見つけたことがあるんです。私が詰問すると、「これは打ち合わせだ」と。その後の一言が忘れられません。「浮気は絶対にしていないと妻に言うのが、男の優しさなんだ」。近藤:ほう。正当化ですか。寺田:それで私も「悪いと思うんだったら、バッグの一個でも買ってよ」って。それでおしまい。夫婦の間で片付いた問題ならそれでいいんですよ。近藤:私も(2017年2月に夫の不倫報道で)週刊文春に載ったけれど、フジテレビ時代からずっと週刊誌には撮っていただいたので、突然家の前に文春の記者がいるっていう状況に驚かない(笑い)。夫にはすぐ電話しましたが、私は“起こったことはしかたがない”と言ったんです。この先にどうしたいか、ですから。でもこういう人たち、結構いらっしゃると思いますけどね。寺田:人生はいろいろありますよ。近藤:私は一番いい時のフジテレビにいられた(1991~1998年)。あの時があったからこそ、今の私がいると感謝しています。寺田:本当にそう思います。【PROFILE】●こんどう・さと/1968年、岐阜県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、1991年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『FNN NEWSCOM』などの報道番組やバラエティ番組に出演。1998年に退社。フリーアナウンサー・ナレーターとして『有吉反省会』(日テレ系)、『ビビット』(TBS系)、『バイキング』(フジ系)などに出演中。日大芸術学部特任教授。●てらだ・りえこ/1961年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、1984年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『オレたちひょうきん族』『NG大賞』他、バラエティ番組に多数出演。1989年に寿退社し、フリーアナウンサーに。TBSラジオ『生島ヒロシのサタデー一直線』に出演中。※週刊ポスト2018年1月12・19日号
2018.01.12 11:00
週刊ポスト
寺田理恵子と近藤サトが語る好景気時代の女子アナの生活
寺田理恵子と近藤サトが語る好景気時代の女子アナの生活
 アイドルアナのはしりとなった寺田理恵子(56)と報道からバラエティまで幅広く活躍した近藤サト(49)。1980~1990年代のテレビの舞台裏を知る“美熟女アナ”2人が「過ぎ去りし日の女子アナ」を語り合った。2人の古巣・フジテレビでは長寿番組の終了が相次いでいるが、寺田や近藤が在籍した時期は12年連続視聴率三冠(1982~1993年)を達成していた。近藤:1980年代以降、バラエティ番組やトレンディドラマが高視聴率を稼いだことで、その担当プロデューサーやディレクターが、肩で風を切って局内を歩いていました。いいクルマに乗って、高級カバンをぶら下げて(笑い)。バブルの時代というと、ピンクのセーターを肩に掛けて、胸の前で結んでいるイメージがあるじゃないですか。そういう石田純一さんみたいな方が身近にたくさんいた。くだらないことをとにかく真剣にやる、テレビ作りが大好きな人ばかり。フジテレビって、本当に優秀でカッコいい人ばかりだった……「だった」って、過去形は違うかもしれないけど。寺田:サトちゃんの時代ほどバブリーではないけど、海外出張もたくさんありました。『出たMONO勝負』という通販番組なのにフランスの田舎町や、ワインで有名なアメリカのナパ・バレーに行ったり。『なるほど!ザ・ワールド』の伝説的なプロデューサーの王東順さんは、当時から通販番組に力を入れていて。先見の明があったんですね。近藤:私は1992年のバルセロナ五輪の取材で約1か月、スペインに出張しました。取材もしましたけど、ちょっとした時間があると、電車に乗って観光していました。遊びすぎて、具合悪くなっちゃったぐらい。 その後は忙しくなって、休日はほとんどなかったです。お金は貯まる一方でした。日枝久さん(現・フジテレビ相談役)が編成局長になったことで、大きく女子アナの待遇も変わっていったんだと思います。1998年に退社するまで、すごくいい思いをさせていただきました。──当時は「30歳定年説」も囁かれた女子アナの世界。寺田は27歳、近藤は30歳でどちらも結婚を機に退社した。寺田:私の時代は30歳どころか「クリスマスケーキ」と言われていた。25(歳)を過ぎたら、もう売れ残り(笑い)。私が結婚する時も週刊誌にいろいろと書かれましたが、しばらくするとプロ野球選手と結婚するアナが増えて、ずいぶんと自由になったなぁ、って。 私は『プロ野球ニュース』の特別番組でグアムに行ったことがあったの。現地で選手から食事に誘われたけど、先輩の男性アナが“お酒の席に女子アナが呼ばれることがどういうことか分かっているのか”ってすごい勢いで「ダメだ」と。近藤:寺田さんはバラエティに引っ張りだこなのに、ニュースにも出られて。純潔を絵に描いたような、教科書的存在でしょう。寺田:あのね、自分でもそう思うの(笑い)。先輩の言うことをしっかり守っていたから。そのおかげで、変な方向にはいかなかった。近藤:やっぱり、寺田さんの頃って女子アナに品格があったんですね。私が入社した頃は、制作の方から食事会に顔を出してほしいと頼まれましたし、携帯電話が普及すると個人でやりとりをするようになった。寺田:私の最初の旦那はテレビのディレクターだったの。彼からは、「女子アナは芸者みたいなものだよ」と言われました。近藤:それは私も言われました。私はニュースを主に担当していたのでスポーツ選手との合コンに参加するようなことはなかったですね。【PROFILE】●こんどう・さと/1968年、岐阜県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、1991年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『FNN NEWSCOM』などの報道番組やバラエティ番組に出演。1998年に退社。フリーアナウンサー・ナレーターとして『有吉反省会』(日テレ系)、『ビビット』(TBS系)、『バイキング』(フジ系)などに出演中。日大芸術学部特任教授。●てらだ・りえこ/1961年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、1984年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『オレたちひょうきん族』『NG大賞』他、バラエティ番組に多数出演。1989年に寿退社し、フリーアナウンサーに。TBSラジオ『生島ヒロシのサタデー一直線』に出演中。※週刊ポスト2018年1月12・19日号
2018.01.08 11:00
週刊ポスト
寺田理恵子×近藤サト「お尻にタッチ、バリバリありました」
寺田理恵子×近藤サト「お尻にタッチ、バリバリありました」
 テレビが一番華やかだった時代──。それは女子アナが業界の花形職業で、世間の憧れだった時代でもあった。アイドルアナのはしりとなった寺田理恵子(56)と報道からバラエティまで幅広く活躍した近藤サト(49)。1980~1990年代のテレビの舞台裏を知る“美熟女アナ”2人が、当時の裏話を語り合った。〈元祖アイドルアナ〉──寺田理恵子(1984~1989年フジテレビ)に手渡された名刺にはそんな肩書きが記されていた。一方、艶やかな晴れ着姿で登場したのが7年後輩の近藤サト(1991~1998年同)だ。寺田:名刺の肩書きは、(所属事務所の代表を務める)生島ヒロシさんの提案なんです。厳密に言えば『なるほど!ザ・ワールド』の益田由美さん(1977年入社)と、『オレたちひょうきん族』の山村美智さん(1980年入社)こそ、女子アナがバラエティ番組に出演した先駆けですよね。近藤:私が子供の頃のアナウンサーは、まだお堅いイメージでした。それが学生時代に寺田さんを『ひょうきん族』で拝見して、本当に可愛らしくて。寺田:入社した時、私は音楽番組か、旅番組をやりたかったの。ところが山村さんの代役で、2代目ひょうきんアナとして、『ひょうきんベストテン』に出演することになった。まあ、これも一応音楽番組かなと思って納得したんですけど(笑い)。その頃は衣装も自前でした。近藤:え、自前なんですか。寺田:私が入社したのは男女雇用機会均等法の施行(1986年)よりも前で、女子アナは契約社員。アナウンス室ではお茶汲みをやらなければならなかったし、電話番もした。そういう封建的な時代だった。近藤:私たちもお茶汲みはしていました。“誰のコーヒーに何杯砂糖を入れるか”というメモまであって……。お尻をタッチするようなセクハラも、バリバリありましたよね(笑い)。寺田:私はそういう人からも触られたことないの。オーラがまったくないみたいで(笑い)。近藤:あの頃は華のある大物の女性司会者がたくさんいましたよね。楠田枝里子さんとか幸田シャーミンさんとか。私は1991年に正社員で入社しましたが、当時のフジテレビは力があって、営業利益もすごくて、華やかで。もちろん、自前の衣装でカメラの前に立つこともありませんでした。だから会社にはTシャツ、ジーパンで行ってたんです。そんな感じだったから、露木茂さん(アナウンス部長、当時)に呼ばれて、「見られる職業なんだから、もうちょっと良い格好をしろ。お前はADか」って怒られたぐらい。それからは『CanCam』のモデルだった河野(景子、現・貴乃花親方夫人)さんを真似た方がいいかなと思って、彼女のと同じルイ・ヴィトンのバッグを色違いで買ったりしていました。寺田:昔は髪のセットも全部自分でやらなくちゃいけなかったのにね。近藤:私の頃はもう、へアメイクはやってもらえました。当時はイベントや結婚式の司会のアルバイトも会社を通してたくさんありました。寺田:えっ、アルバイト料ももらえたの!? 7年しか入社が違わないのにこのギャップはなんなの(笑い)。【PROFILE】●こんどう・さと/1968年、岐阜県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、1991年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『FNN NEWSCOM』などの報道番組やバラエティ番組に出演。1998年に退社。フリーアナウンサー・ナレーターとして『有吉反省会』(日テレ系)、『ビビット』(TBS系)、『バイキング』(フジ系)などに出演中。日大芸術学部特任教授。●てらだ・りえこ/1961年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、1984年にフジテレビにアナウンサーとして入社。『オレたちひょうきん族』『NG大賞』他、バラエティ番組に多数出演。1989年に寿退社し、フリーアナウンサーに。TBSラジオ『生島ヒロシのサタデー一直線』に出演中。※週刊ポスト2018年1月12・19日号
2018.01.04 07:00
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眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
元TBSの林みなほアナ(写真/時事通信フォト)
元TBS林みなほアナが離婚 TBSラジオ名物プロデューサーとの結婚生活は5年あまりでピリオド
NEWSポストセブン
小泉孝太郎 炎上必至の「古風な結婚感」明かすもバッシングされなかった理由
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NEWSポストセブン
米ロサンゼルスで警察官となった日本人女性YURI氏
LAポリス・YURIが7年ぶりに見た日本の姿「防犯意識の低さに驚きました」【前編】
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
さとう珠緒が「枕営業」などについて語った(写真は2009年)
さとう珠緒が暴露した枕営業の実態「権力のない人のほうが迫ってくる」
NEWSポストセブン
ご体調への不安が募る(写真/JMPA)
雅子さまと愛子さま、“ポツンと一軒家”の孤独感 閉ざされた御所での巣ごもり生活
女性セブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン