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岡田武史氏が協会会長就任で「ハリル降ろし」に現実味

更迭もあるか(時事通信フォト)

 W杯の開幕まで半年。サッカー日本代表は、大きな“決断”を迫られることになりそうだ。

「サッカー協会内部にはハリルホジッチ監督(65)のやり方に疑問を抱く幹部が少なくない。昨年9月に本大会出場を決めた時でさえ、協会内には“内容が悪い”と監督交代の声が上がった。大会目前に“ハリル降ろし”が始まっても不思議ではない」(サッカー記者)

 12月16日に東アジアE-1選手権で韓国に1対4で惨敗し、反発は強まった。

「試合後にハリル監督は“韓国のほうが格上だ”とコメントした。W杯一次リーグの相手は韓国より強敵。これでは“予選敗退します”と宣言したようなものです」(協会関係者)

 元サッカー協会副会長の釜本邦茂氏も、「ハリルジャパンを見ていると、どんなサッカーをしたいのかが見えてこない。ハリル監督の更迭? “一次リーグの突破も難しい”といっただけで国賊扱いなのに、私の口からは……」と口を濁した。

 鍵となるのは、1月27日の次期会長選挙だという。

「現段階で立候補を表明しているのは、田嶋幸三会長(60)だけですが、“反ハリル勢力”が候補を立てれば状況は変わってくる。岡田武史元代表監督(61、現協会副会長)の立候補が取り沙汰されており、それが田嶋会長の最も恐れるシナリオだ」(前出・協会関係者)

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