スポーツ

稀勢の里と琴奨菊、貴景勝と北勝富士など1月場所注目取組

稀勢の里は存在感を見せられるか(時事通信フォト)

 1月14日に初場所の初日を迎える大相撲。場所後には日本相撲協会の理事選が控えており、理事長争いに名乗りを挙げるのは、日馬富士の暴行事件を機に激しく対立する八角理事長(元横綱・北勝海)と貴乃花親方だ。土俵外の遺恨が持ち込まれる因縁の取組が予想されるなか、遺恨とは関わりなく好取組が期待される顔合わせもある。

【稀勢の里vs琴奨菊】(30勝35敗=前者から見た対戦成績、以下同)

 モンゴル勢が問題だらけで、存在感を見せたい日本人横綱・稀勢の里だが、15日皆勤は昨年3月場所以来ない。

「鬼門は対戦成績で負け越している元大関・琴奨菊。一門の連合稽古もあり、手の内はわかっている。押し相撲の琴奨菊にとって、立ち合いで変化しない稀勢の里は与しやすい」(スポーツ紙デスク)という。

 今場所も餌食になるようだと皆勤さえ危うくなる。

【豪栄道vs高安】(9勝16敗)

 土俵で真価が問われるのは大関陣も同じ。「先輩大関でありながら対戦成績で後れを取る豪栄道が、高安への対抗意識を燃やしている」(同前)というから、直接対決が注目だ。

 豪栄道は出羽海一門でありながら、二所ノ関一門の連合稽古に毎回のように参加。高安対策を練っている。

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