リアルガチな「出川哲郎」って!?
寺門:ブレークといういい方は「今の人気が一過性のブーム」といっているみたいで嫌いだな。本人が、「時代がおれに追いついた」と言っているように、ずっと変わらない出川くんのキャラクターがようやく認知されてきただけだと思う。でも、竜ちゃんは、出川くんが売れてる状態に、「チェッ」と思ったことって、何度かあったんじゃない?
上島:何? おれ?
寺門:やっぱり2人はライバルだからさ!
上島:いやいや! これがね、きれいごとでもなんでもなく、嫉妬とかないのよ。例えば有吉(弘行)や、土田(晃之)、劇団ひとりに対しては「売れやがったなあ…」というのが多少はあったんだよ。でも、哲ちゃんに関してはね、ほんと正直に、あんまりないんだよね。
寺門:苦労している時期が長かったからね。初めて出川くんと会ったのって、もう20年以上前だよね?
上島:当時の哲ちゃんはまだ芸人ではなく、役者を志していた。すでに芸人としてデビューしていたウッチャンナンチャンが舞台に出演しているというので見に行ったら「南原さぁ~」ってタメ口きいてる小柄な男がいて。それが哲ちゃんだった(笑い)。
肥後:すでに人気者だったウンナンに無名の素人が偉そうにしていて、当時は「何だ、コイツ!?」って驚いた。今思えば、哲ちゃんが座長の劇団だから、当たり前なんだけど。
※女性セブン2018年2月8日号