芸能

90年代アイドルの木内美穂 現在は2児の母で会社社長

貴重なショットを20年ぶりの特別掲載

 1990年、雑誌『Momoco』でミスモモコクラブ・審査員奨励賞を受賞後、歌手や女優として活躍した木内美穂。写真集『裏窓』(ワニブックス刊)では衝撃のセクシーショットで話題をさらったが、木内が20年ぶりに写真集を見ながら当時の思い出を振り返る。

 * * *
 久しぶりに見ると、まるで他人の写真集を見ているような気持ちになりますね。この写真集の思い出はとにかく「ご飯が食べられなかった」です(笑い)。

 体型維持のため、当時は毎日のようにダイエットをしていましたが、それでも太りやすい体質で撮影前に太ってしまったので……。台湾で1週間ほどの撮影でしたが、美味しそうな食事をスタッフが食べているのを横目に見る日々でした。

 グラビアのお仕事は大好きでしたね。撮影の際には、絶対に一人部屋にしてもらい、服の跡をつけないように、服を着ずに寝るようにしていました。

 結婚して引退。再び働きに出ることを考えたときに、芸能界の表舞台への復帰は考えませんでした。

 子供が2人いますので、浮き沈みの激しい世界ではなく、地に足のついた生活をしたい。ただ一方で、やはり緊張感の下、一つの物を作り上げる現場の空気が好きだと気付いたんです。

 そこで制作側として関わることを決めました。縁あって、テレビ番組の制作会社でバイトをすることになり、今は系列会社の代表をしています。「死ぬ気で仕事を全うしたい」、そんな気持ちで打ち込んでいます。

●木内美穂(きうち・みほ)/1975年1月31日生まれ、茨城県出身。1990年、雑誌『Momoco』でミスモモコクラブ・審査員奨励賞を受賞しデビュー。『第31回ゴールデン・アロー賞』音楽新人賞を受賞し、歌手や女優として活躍。結婚を機に1999年に芸能界を引退し、2児の母となる。現在は番組制作会社で代表取締役を務める。写真は写真集『裏窓』(ワニブックス刊)より。

■撮影/横木安良夫

※週刊ポスト2018年2月2日号

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン