有賀さんお別れ会に出席した花田景子さん


 それでも、ほとんど弱音を吐かなかった有賀さん。2月下旬、フジテレビの同期である八木亜希子(52才)、花田景子さん(旧姓・河野、53才)、政治家に転身した元衆議員議員の三宅雪子さん(52才)が集まって行われたお別れ会ではA子さんに関する話題も出たという。

「八木さんも景子さんも、有賀さんが“シングルマザーの矜持”をもって懸命に娘さんを育てていたことを知っています。どんなに苦境でも、深刻な病気を患っても、和田さんに頼ることはなかった。そこが、同期の仲間たちには引っかかったんです。お別れ会では、“有賀さんの思いを汲むために、どうするのがいいんだろうね”“全寮制の学校はどうなんだろう”“A子さんを経済的に支える方法はないだろうか”という話にまで及んだといいます」(前出・フジテレビ関係者)

 現在、有賀さんの父・洋さんは自宅から片道2時間近くかけて、A子さんが1人で暮らすマンションに通う生活を続けている。顔には、うっすらと疲労の色が浮かんでいた。洋さん自身がA子さんと一緒に住むには80代半ばという年齢を考えても体力を考えても難しいが、孫は放っておけない。その複雑な胸中を本誌・女性セブンにこう明かした。

「娘は息を引き取る直前まで、孫のA子のことを気にしていたそうです。A子は学校が好きで、ここから通わせるのも難しいので、呼び寄せることができません。私もこの年齢ですから、ずっと行ったり来たりというのも大変です。先日、私と和田さんとA子の3人で会う機会を作りました。でも、まだ2人には大きな遠慮があって、直接連絡を取り合うのも躊躇するぐらいです。血の繋がった親子なのに…。一緒に暮らせるようになるには、どれだけの時間がかかるのか」

 八木や景子さんが吐露していた不安は、決して杞憂ではないようだ。有賀さんが安堵できる日はくるのだろうか。

※女性セブン2018年3月15日号

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン