昨季、52本塁打を放ってルーキーのホームラン記録を塗り替えたヤンキースのアーロン・ジャッジ(25)。新人王と本塁打王に同時に輝いた彼も、大谷との対戦を心待ちにしている。
「力強くグレートなスイングをしている。あの振りなら、メジャーの投手に力負けすることはない。インタビューからは、野球に取り組む姿勢の良さを感じた。
ここで成功するには真面目さ、勤勉さが重要だ。投げる姿を見ていないので具体的な数字は挙げられないが、少なくとも打つ方ではかなり活躍できると思う」
◆最大のネックは「スタミナ」
ヤンキースの特別コーチで『ミスターオクトーバー』の異名を持つ伝説の男、レジー・ジャクソン(71)の評価も高い。
「ホームランも打てるし、打率も残せるタイプだ。ヒデキ(松井秀喜)と共通するところがある。でも、二刀流は難しい。私の時代(主に1970~1980年代)にも打てる投手が何人もいて、時折DHで出場するようなヤツがいたが、誰ひとり二刀流にはならなかった。体がもたないんだ。大谷が二刀流をやり通す覚悟なら、とにかく十分な睡眠をとって、しっかり食べろといいたい」
WBCアメリカ代表の優勝監督ジム・リーランド(73)も二刀流に懐疑的だ。