国内

新鮮な魚が食べられ温泉と絶景まである道の駅が存在する

氷見の地魚の回転寿司に舌鼓(撮影/菅井淳子)

 全国で1134もあるという「道の駅」。一体、どこがいい道の駅なのだろうか。そこで、これまで1059の道の駅に訪れたという道の駅の達人・浅井佑一さんがオススメする道の駅を紹介。女性セブンの名物記者“オバ記者”こと野原広子がレポートします。

 * * *
「とれとれの魚が食べられて、源泉かけ流しの温泉があって、とんでもない絶景を見られる道の駅、ない?」

 無茶ぶりを承知で聞いたら、顔色ひとつ変えず、「ありますね」と道の駅研究家の浅井さん。それが『氷見』(富山県氷見市)でした。

 まず度肝を抜かれたのが、富山湾越しにそびえる夕暮れの立山連峰。海から立ち上がっているように見える3000m級の連峰は、世界でここだけだとか。

 お次は“とれとれ魚”を食べに回転寿司の『氷見前寿し』へ。氷見前浜で獲れたばかりの魚はぴちぴち美しくて、開店と同時に地元の人で満席になるのも納得の美味しさ。

 海辺にある漁師の作業小屋を模した『ひみ番屋街』は、フードコートや飲食街、物販コーナー、鮮魚街などに分かれていて、漁師町を歩いているみたい。

 金箔工芸品を扱う『箔一 氷見店』で金箔がけのソフトクリーム(891円)を食べた後、『浜焼き屋台かぶすや』の店主・中島忠志さんと目が合って、“漁師かぶす汁”(300円)で日本酒をちょいと一杯。

 離れにある天然温泉の『総湯』で、7時からの朝風呂に。極小の炭酸湯が肌にからみついて、その心地よさに目をつぶれば“放蕩三昧”をしているよう。

 そしてシメは、鮮魚店で、ギラリと光る短刀のような太っちょの真いわし(7尾300円)をゲット!

 ここに来るときは、何を差し置いても大きめの保冷バッグを持って行くべし、よ。

 もっとも「不漁の日は品薄です」(道の駅広報・本多正樹さん)と言うから、そのあたりは、事前にお含みおきを。グッドラック!

●富山県 『氷見』
住所:氷見市北大町25-5
営業時間:温泉10~22時最終受付(土日祝は7時~) 物販8時半~18時
休業日:1月1日
入浴料:600円。足湯は無料

※女性セブン2018年5月10・17日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
来季米ツアー出場権を獲得した原英莉花(C)Yasuhiro JJ Tanabe
《未来の山下美夢有、竹田麗央を探せ》国内ツアーからQシリーズへの挑戦の動きも活発化、米ツアー本格参入で活躍が期待される「なでしこゴルファー」14人
週刊ポスト
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン
オリエンタルラジオの藤森慎吾
《オリラジ・藤森慎吾が結婚相手を披露》かつてはハイレグ姿でグラビアデビューの新妻、ふたりを結んだ「美ボディ」と「健康志向」
NEWSポストセブン
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン