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新潟女児殺害、社員寮で「たった一人の独身者」の風評被害

現場付近はメディアが殺到(共同通信社)

 新潟市西区の線路上で小学2年生の大桃珠生さん(7)の遺体が見つかった事件で5月14日、小林遼容疑者(23)が死体遺棄などの容疑で逮捕された。日本中が注目した凶悪事件だが、逮捕までの1週間で、現場ではその存在を報じられない“別の被害者たち”が生まれていた。

◆パトカーが駐まってるぞ!

 逮捕されたのは、被害女児の自宅から100メートル、遺体遺棄現場からもわずか70メートルほどの所に住む小林容疑者だった。事件当日の5月7日は大型連休明けだったが、小林容疑者は勤務先の電気工事関連会社を無断欠勤していた。社長はこう証言する。

「その翌日には警察から連絡があり、小林君が在籍しているか、今日は会社に来たのかと聞かれました。それから毎日、警察からは連絡があり、逮捕の当日朝8時頃にも“彼を確保して話を聞いている”と伝えられました」

 逮捕までの1週間、被害女児を事件当日の朝に追いかけていたという「黒い服を着たサングラスの男」、現場付近で目撃されたという「白いワゴン車」など、不審者情報が続々と報じられていたが、いずれも事件とは無関係だった。

「小林容疑者は、4月にも車で女子中学生を連れまわした県青少年健全育成条例違反容疑で書類送検されていたこともあり、事件直後から捜査線上に浮かび、マークされていた。ただ、それは逮捕されてからわかったことで、現場に殺到したメディアは『サングラスの男』や『白いワゴン車』などの情報に右往左往し、近隣住民の疑心暗鬼も高まって、現場は異様な雰囲気になっていた」(地元紙記者)

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