国内
2018.05.29 07:00 週刊ポスト
「クソ野郎」発言の財務省・矢野官房長 3階級降格説が浮上

次官候補の1人、浅川雅嗣・財務官(時事通信フォト)
政界と霞が関が固唾を呑んで注目しているのが、財務省のトップ人事をめぐる駆け引きだ。「最強の官庁」と呼ばれる財務省は事務次官、国税庁長官が不祥事で辞任し、空席が続く異常事態になっている。
〈傷だらけの財務省 次官誰に〉
産経新聞が5月21日付朝刊トップで報じた記事の見出しだ。次期次官の本命とみられていた岡本薫明・主計局長の昇格が見送られ、代わりに国際金融の責任者である浅川雅嗣・財務官、もしくは森信親・金融庁長官の起用が浮上している──という内容だった。
実は、浅川財務官は麻生太郎・財務相兼副総理の“懐刀”として知られる人物で、永田町では「“浅川次官構想”は間違いなく麻生人事だろう」と見られている。この人事が実現すれば、麻生氏は同省の「守護神」として影響力をふるうことができる。
もう一人の次官候補に名前があがった森氏の後ろ盾は菅義偉・官房長官だ。
森氏は長官就任以来、アベノミクスに合わせた大胆な金融改革を進めた。銀行が土地担保や保証がなければ企業に融資しない慎重な姿勢だったことから、アベノミクスで日銀が金融緩和しても企業への貸し出しが伸びない。そこで森氏は銀行に「企業の将来性を見込んで担保なしで貸せ」と迫り、体力のない地銀は容赦なく再編していった。
関連記事
トピックス

福原愛、不倫報道でダメージ 東京五輪で卓球解説起用の可能性は?
NEWSポストセブン

政治家・官僚の特権か コロナ禍でも疑惑逃亡即入院、御用達病院も
週刊ポスト

NHK近江友里恵アナ『あさイチ』を“前倒し卒業”の理由
週刊ポスト

不倫醜聞でピンチの福原愛 中国から「子供を連れてこっちにおいで」
週刊ポスト

がんステージIVの23才女性「私がたとえ死んでも」壮絶出産の全記録
女性セブン

美容整形 切らずにたるみを解消する「ハイフ」とはどんな施術か
女性セブン

福原愛の横浜不倫デート1日目の全貌 ソフトクリームを「あーん」も
NEWSポストセブン

福原愛、横浜不倫デート2日目の全貌 仲良くパンケーキを堪能
NEWSポストセブン