また別の日には連れだって家具店を訪れ、ダイニングテーブルやベッド、カーテンを見て回っていた。時折手をつなぐアツアツぶりは、どこにでもいる新婚夫婦そのものだった。A子さんの持つバッグには、マタニティマークがぶら下がっていた。
清水に話を聞いた。
──結婚に妊娠、ダブルでおめでとうございます。
「あらら、もうあまりプライベートで世間を騒がせたくないんですよ。前の奥さんとは2015年の秋に離婚しましたけど、それもごく限られた人にしか伝えていませんし。うーん…しょうがないから、今回だけ特別にお話ししましょう。でも相手も一般のかたなので、お答えするのは今日この場限りです。
3月3日に籍を入れました。A子はぼくより25才年下の42才で、お腹に赤ちゃんがいます。出産予定は11月。もともとテレビの仕事を通じて2014年頃に知り合いました。よく食べる姿がかわいらしい女性でね。その後、ぼくが瀬戸内海の無人島で始めたキャンプ場の立ち上げを手伝ってもらったりと、公私にわたっていろいろとサポートしてくれています。英語がペラペラなので、海外の仕事についてきてもらったりね。本当は今年の秋に入籍するつもりだったんですが、その前に妊娠がわかって、予定を早めました」
──妊娠を聞いたときはどんなお気持ち?
「“ちょっと兆候があるから”って言われて、一緒に産婦人科に行ったんです。お医者さんが“これは計画的ですか? サプライズですか?”って聞くもんだから、ふたり声を揃えて“サプライズです!”って」
※女性セブン 2018年6月14日号