「大会のメインスポンサーである森ビルの招待客で、都内に事務所を構える会社の経営者だそうです。開催コースのメンバーで、腕に覚えのあるプロアマの常連でもありました。片山は過去にもポケットに手を入れたまま話をしたり、プロアマに練習器具を持ち込んでプレーしたこともあるという。さすがに片山の態度が腹に据えかねたのでしょう」
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長と石川遼選手会長は同日中に招待客に謝罪した。
「片山は、招待客の一人が激怒してからも、残り2人のゲストと最後までプレーしていました。後日、片山は途中でプレーをやめた招待客本人の会社を訪ねて直接謝罪もしています。冷静になった相手もこれを受け入れたようです」(同前)
JGTOは大会終了の3日後、青木会長名で〈片山プロに対する懲戒・制裁の要否等を決定したい〉〈選手会と一体となって、早急に再発防止策を講じる〉などとする文書を発表する異例の対応を見せた。
※週刊ポスト2018年6月29日号