ライフ

地方局美人アナと観光列車で巡る「ご当地駅弁」まとめ

 週刊ポスト誌上で地方局の美人アナウンサーがご当地の観光列車に乗車し、オススメの駅弁当を紹介している。北海道、秋田県、宮城県、静岡県、広島県、熊本県の6名の女子アナの感想などをまとめて公開する。(2018年6月23日更新)

■静岡第一テレビ・鳥越佳那アナ

 

「『大井川ふるさと弁当』は、SLをほぼ毎日運転している大井川鐵道(大鉄)の新金谷駅などで買えます。日本では駿河湾でしか獲れない桜えびを使った佃煮、岩魚の甘露煮も懐かしい味わいです。列車に揺られながらこのお弁当を食べると、古き良き昭和にタイムスリップしたような感覚になります」

「大井川ふるさと弁当」1080円

【新金谷駅・千頭駅・大鉄金谷駅の「大井川ふるさと弁当」】
 昭和復刻弁当。山の幸、海の幸を使った素朴なおかずが旅情をそそる。大井川鐵道オリジナルのSL絵葉書が付く。販売/大鉄商事部(製造/東海軒)

SLをほぼ毎日運転(写真提供/大井川鐵道)

大井川鐵道「SL」
 本線の新金谷駅~千頭駅間を約1時間20分で結ぶSL列車。日本で唯一、SLを年間300日以上営業運転。1日1往復が基本だが、臨時ダイヤで増発することも。

●プロフィール:鳥越佳那(とりごえ・かな)/1995年生まれ、鹿児島県出身。東京女子大学卒業。2017年、静岡第一テレビ入社。出演番組は『まるごと』『ごちそうカントリー』など。

(撮影/中庭愉生)

■北海道文化放送・千須和侑里子アナ

北海道文化放送の千須和侑里子アナ

「旅のお供には、北海道の海の恵みを堪能できる海鮮駅弁はいかがでしょうか。『海鮮えぞ賞味』はウニ、イクラ、カニなどが詰まった豪華なちらし寿司です。特産の昆布は北海道の形にくり抜かれてユニーク。北海道を一口でパクッと食べるなんて貴重な体験です」

 

「海鮮えぞ賞味」 1000円

【札幌駅の「海鮮えぞ賞味」】
 1983年誕生のロングセラー。ズワイガニ、イクラ、蒸しウニなどが豪華にちりばめられている。製造/札幌駅立売商会

登別や洞爺、五稜郭などの名所に停車(写真提供/北海道旅客鉄道)

JR北海道「特急スーパー北斗」
 札幌駅~函館駅間を千歳線、室蘭線、函館線経由で結ぶ。ブルーヘッドの281系は噴火湾(内浦湾)をイメージ。運転日は毎日(1日12往復)。

 

●千須和侑里子(ちすわ・ゆりこ)/1994年生まれ、愛知県出身。慶應義塾大学卒業。在学中にミス慶應ファイナリストに選出。2017年、北海道文化放送入社。出演番組は『みちゅバチのよーーーく見てッ!』『映女と音女とユリコ』など。

(撮影/槇野翔太)

■秋田テレビ・佐藤奈都美アナ

︎秋田県民が愛する「比内地鶏の鶏めし」

秋田テレビの佐藤奈都美アナ

「秋田の駅弁といえば、『花善』さんの鶏めしです。大館駅の名物ですが、秋田市内でも買えるのでよく食べます。甘じょっぱい味付けが郷土の味。ふっくらしたあきたこまちや比内地鶏に味が染みて、冷めてもおいしい駅弁ですよ」

「比内地鶏の鶏めし」 1180円

【大館駅・秋田駅・青森駅などの「比内地鶏の鶏めし」】
 大館駅名物の鶏めし。あきたこまち、比内地鶏(そぼろと塩焼き)など秋田の名産が詰まった人気の駅弁。製造/花善

「リゾートしらかみ」(写真提供/東日本旅客鉄道)

JR東日本「リゾートしらかみ」
 秋田駅~弘前・青森駅間を奥羽本線、五能線経由で結ぶ。海沿いの絶景では徐行、車内では津軽三味線などのイベントも実施(列車による)。運転日は各月で異なる(1日3往復)。イベント詳細と運転日はJR秋田支社HPを参照。

 

●プロフィール:佐藤奈都美(さとう・なつみ)/1994年生まれ。秋田県出身。東京女子大学卒業。2017年、秋田テレビ入社。出演番組は『きんよう420(よんにーまる)』など。

(撮影/田中智久)

■東日本放送・糸井文菜アナ

︎熱々でジュージーな「たんや善治郎」

東日本放送の糸井文菜アナ

「『たんや善治郎』さんのお弁当は食べる直前に加熱できます。熱々の牛タンは、まるでお店で食べているみたい。贅沢に8枚も入っているので、まずはそのままいただきます。次に南蛮味噌漬や唐辛子で味の変化を楽しむのが私流です」

「特上厚切り牛たん弁当 」1850円

【仙台駅の「特上厚切り牛たん弁当 」】
 分厚い牛タンがぎっしり8枚。加熱機能付きの容器で、いつでもできたての美味しさが味わえる。製造/たんや善治郎

リゾートみのり(AFLO)

JR東日本「リゾートみのり」
 仙台駅~新庄駅間を東北本線、陸羽東線経由で結ぶ。紅葉の路線で知られ、座席の柄も沿線の紅葉がモチーフ。運転日は土日を中心に各月で異なる(1日1往復)。

 

●糸井文菜(いとい・ふみな)/1993年生まれ、東京都出身。立教大学卒業。2016年、東日本放送入社。出演番組は『突撃!ナマイキTV』(月~水曜担当)など。

(撮影/田中智久)

■熊本朝日放送・柴田理美アナ

︎鮎の甘味煮「鮎屋三代」

熊本朝日放送の柴田理美アナ

「駅弁『鮎屋三代』に鎮座する鮎の甘露煮は骨まで柔らかく、私は濃厚な風味の頭からパクッといただきます。焼鮎の出汁で炊いたご飯は滋味深く、旨みが凝縮した甘露煮、ご飯……と箸が止まりません」

「鮎屋三代」 1250円

【熊本駅・新八代駅の「鮎屋三代」】
 鮎の甘露煮は初代から受け継ぐ秘伝の製法とタレで煮込む。球磨川産天然鮎で作る焼鮎の出汁で炊くご飯との相性も抜群。製造/頼藤商店

「SL人吉」(写真提供/九州旅客鉄道)

JR九州「SL人吉」
 熊本駅~人吉駅間を鹿児島本線・ 肥薩線経由で結ぶSL列車(運転期間3~11月)。愛称は「ハチロク」。運転日は土日・祝を中心に各月で異なる(1日1往復)。

 

●柴田理美(しばた・さとみ)/1990年生まれ、福岡県出身。熊本大学卒業。2014年、熊本朝日放送入社。出演番組は『スーパーJチャンネルくまもと』、系列局を結ぶ『スーパーJチャンネル九州沖縄』(熊本担当)など。

(撮影/中庭愉生)

■広島テレビ・有田優理香アナ

︎開けた時のインパクトが強烈「夫婦あなごめし」

広島テレビ・有田優理香アナ

「広島は牡蠣と並び、穴子も名物。『夫婦あなごめし』は煮穴子2尾がどーんと並び、ふたを開けた瞬間のインパクトが強烈です! 身はふっくら、噛むと甘みが広がります」

「夫婦あなごめし」 1150円

【広島駅の「夫婦あなごめし」】
 秘伝のタレで煮詰めた穴子2尾が醤油飯の上に、夫婦のように寄り添って並ぶ。副菜の穴子の骨のカリカリとした食感も楽しい。製造/広島駅弁当

「瀬戸内マリンビュー」(写真提供/西日本旅客鉄道)

JR西日本「瀬戸内マリンビュー」
 広島駅~三原駅間を呉線経由で結ぶ観光列車(快速、指定席・自由席)。車両はクルージングキャビンをイメージしたデザイン。運転日は土日・祝(1日1往復)。

 

●有田優理香(ありた・ゆりか)/1991年生まれ、新潟県出身。青山学院大学卒業。2014年、広島テレビ入社。出演番組は『進め!スポーツ元気丸』『テレビ派』『ZIP!ファミリー広島』『ひろおく便り』など。

(撮影/中庭愉生)

関連キーワード

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン