香港だけでなく、地球規模でみても、マイクロプラスチックはプラスチック製品洗顔料などにも含まれ年間約800万トンも海に流れ込んでいるという。
このため、EUでは最近、ビニール袋やカップ、ストロー、ラップなど使い捨てのプラスチック製品を幅広く規制対象とするルールが検討されている。また、代替品がある場合は、プラスチック製品の使用禁止や回収の義務付けも定めている。
今月、カナダで開かれた主要7カ国首脳会議(シャルルボワ・サミット)でも、2030年までのプラスチック代替品への切り替えなどをうたう「海洋プラスチック憲章」がまとめられており、マイクロプラスチック被害は地球規模で拡大しているのが現状だ。