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ネットで歯医者選びの落とし穴 検索上位対策、ステマも存在

検索情報を鵜呑みにするな

 全国に歯科医院の数は7万弱あり、都心部に集中している傾向が強い。すぐ通える範囲に何軒も歯医者があれば、“ネット検索で調べてみよう”と考えるのは自然かもしれない。ただ、大きな落とし穴がある。検索前に知っておきたい3つの基礎知識を紹介しよう。

(1)検索上位=名医・良医ではない

 ネットを使った歯医者探しをする際、検索結果を表示の上から順に見ていく人が大半だと思う。注意しなければならないのが、「歯科医院の質や本当の評判」が、表示順位に反映されているとは限らない点だ。

 グーグルなどの検索サイトは、非公開の「独自ルール」に基づいて検索結果を表示している。上位にあるほどアクセス数が多く、歯科医院にとっては患者数に大きく影響する。そこで一部の歯科医院は、専門業者に依頼して表示順位を上げる「SEO対策」(*注)を講じるようになった。

【*注/直訳は「検索エンジン最適化」。インターネットの検察結果でサイトを上位に表示させるために行なう対策のこと】

 都市部ほど「SEO対策」が影響していると言われ、「宣伝にカネをかける歯医者」が、上位に表示されることもある。

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