映像を見直してナレーションを考える
夕方の番組でロコモについて流れたのは2分35秒。自身が画面に登場したのは数十秒だが、その裏ではOAが終わる瞬間まで取材内容に携わる宮田アナの姿があった。
翌日はお昼のニュースに情報番組『かごピタ』のMCと、“アナウンサーらしい”仕事がメイン。お気に入りのイヤリングを持ち込んで衣装と合わせるなど、記者とは違う表情を見せた。
「憧れの先輩から春にMCを引き継いで、“実力はないけど、やってみっが!!”と。怖いもの知らずの鈍感さが長所と言われているので(笑い)、ありのまま飛び込んで、出演者やスタッフの皆さんと番組を盛り上げたい」
ニュースでは方言が出ないよう緊張していたが、地元密着の情報番組では鹿児島弁が全開。いくつもの役割を一手に担う、振り幅の広さに感服である。
●みやた・れいな/1994年生まれ、鹿児島県出身。早稲田大学卒業。2017年、鹿児島讀賣テレビ入社。出演番組に『かごピタ』など。
撮影■中西ゆき乃
※週刊ポスト2018年7月20・27日号