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ネコの尿量が2倍に… 腎臓病や甲状腺機能亢進症の可能性も

7才過ぎたら毎年健康チェックを(写真/アフロ)

 今やペットは家族の一員。大事に育てられ、猫は15.3才と長寿、高齢化が進んでいる。猫と長く共に生きるためのチェックポイントを、Tokyo Cat Specialists院長・山本宗伸さんと、東京猫医療センター・服部幸さんに聞いた。

「まずは触った時に体形に変化がないかどうかチェックをしましょう。できれば、毎日体重の記録をつけるといいですよ」(山本さん)

 普段の体重から5%以上減った場合は、何らかの病気のリスクが高まる。また、太りすぎも糖尿病の原因になるので注意が必要だ。同様に大切なのは、尿の量。

「尿の量は、猫の病気のバロメーター。いつもより2倍程度、尿量が増えたら、腎臓病や甲状腺機能亢進症などの疑いがあります。いずれも猫に多い病気です」(服部さん)

 甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、命にかかわるケースも。また、猫をなでる時に、しこりがないかどうか気をつけることも忘れずに。

「頭から首筋にかけてのしこりは、肥満細胞腫という腫瘍である場合が多いです。メスのおなかにしこりがあったら乳がんの可能性が。いずれも発見したら獣医の診察を受けてください」(山本さん)

※女性セブン2018年8月16日号

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