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被災者が語る防災袋の便利アイテム 椅子、ガムテープなど

座れるだけでだいぶ違う

 西日本豪雨の爪痕が癒える間もなく台風12号が日本列島を襲った。直下型地震のリスクも指摘されるなか、「とりあえず防災袋だけでも用意しておかなければ」と考えるのは自然なこと。

 ただ、被災した当事者たちの声に耳を傾けると、「防災袋に入っているものだけだと、ちょっと足りない」という現実が浮かび上がってきた。そうした貴重な体験談から学ぶべきことは多い。そこで、防災袋に入れておいて役立ったという意外なアイテムをいくつか挙げてもらった。

【折り畳み椅子】

 阪神淡路大震災の時、体育館で1か月の避難生活を過ごした60代男性が「あればよかった」と振り返るのは、キャンプなどで使われる折り畳み式の椅子だ。

「広い体育館の中央では、座るときにもたれる壁もない。疲れたら横になっていたものの、数日で首から背中、腰まで痛くて仕方がなくなってしまった。親戚に折り畳み椅子を持ってきてもらってから、ずいぶん楽になりました」

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