芸能

写真家・安珠氏 川島なお美さんの意識の高さに感動

川島なお美さんの写真集を手にする写真家・安珠氏

 宮沢りえの『Santa Fe』を筆頭に、1990年代前半に世間を大いに騒がせたのがヘアヌードブーム。多くの女優が裸身を晒したが、当時発表された写真集を女性はどう見るのか? 写真家の安珠氏が、1993年発売の川島なお美の写真集『WOMAN』について語る。

 * * *
 この写真集が出た当時、周りの男性たちがみんなザワザワしていました。その10年ほど前、なお美さんはキュートな女子大生タレントとして若い男子の間で絶大な人気を誇っていましたから、よほど衝撃だったのでしょうね。

 表紙に使われた凜とした表情のヌードに始まり、コケティッシュでナチュラルなヌード、美しい肉体を見せつける誇らしげなヌード、大胆なポーズや挑発的な表情の官能的ヌードなど、見たことのない川島なお美がいたわけですから、ざわついたのは当然でしょう。

 当時すでに写真家として活動していた私は、同じ女性として、なお美さんの意識の高さに驚き、感動したのを覚えています。

 表紙の写真に強いインパクトを受けてページをめくると、なお美さんが潔いほど全身全霊を傾けて撮影に挑み、内面の情熱がほとばしり出ていることを感じます。ヘアヌードは、いくら女優さんが作品として演じる部分があったとしても、少なからず自分自身の素の部分をさらけ出さざるを得ません。それを恐れず全面にやってのけたなお美さんの勇気を眩しく思いました。

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン