「13日の午前から終日、マスコミ各社の車やタクシーが駐車場を占拠していて一般客が駐車できないと苦情が来たので署に苦情を申し入れ、対応に追われました」
特に問題となったのがTBSの取材スタッフだった。事情を知るTBS関係者はこう話す。
「最近の長丁場の現場では各局の報道クルーの車がWi-Fi(無線の電波でインターネット接続ができる)設備があるコンビニの駐車場を“拠点”としてよく利用するんです。店側から苦情があれば謝罪して対応するのが筋ですが、今回、TBSの報道スタッフがコンビニ店員とやり取りするなかで、駐車問題について言われると“でも、売り上げも上がったでしょう”という反論をしたようです。さすがにそうした対応などについて、コンビニ側から局に直接苦情が来ました」
TBSは「現時点で、該当する取材クルーは確認されておりません。引き続き、調査いたします」(社長室広報部)という。
逃走劇の裏で、取材先を荒らして去っていくメディアの“やり逃げ”も起きていた。
※週刊ポスト2018年8月31日号