芸能

前澤友作氏 男性から抜群の評判、剛力とは「世紀の純愛」評も

男性からの評判は抜群だという前澤友作氏(時事=スタートトゥディ提供)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、剛力彩芽との熱愛で何かと話題の『スタートトゥデイ』社長・前澤友作氏について。

 * * *
 芸能マスコミからは、剛力彩芽と共に「浮かれている」と、どちらかといえば評判がよろしくない『スタートトゥデイ』前澤友作氏。
だが、先駆的な経営者として、また経済人として、そして男としての氏の評判は、すこぶるいいのである。

 8月11日、『日経MJ』紙で「世界ブランドへの野望」と題したインタビューに答えていた前澤氏。サブタイトルには「S、M、Lでないもの作る」「ユニクロとビジネス違う」とあり、やや挑発的であるうえ何かにつけて「ユニクロ」の『ファーストリテイリング』を引き合いに出してくる記者に対し、前澤氏は最後まで冷静と読み取れた。

 ちなみに、この記事は、新たなブランド「ZOZO」で参入するビジネススーツにまつわるもので、氏は「市場を調べたりしていない」「単純に自分が着られるスーツが欲しかった」「皆様にフルオーダースーツを届けたい」と。インタビューカットは、剛力とのラブラブショットとはまた異なる最高の笑顔だった。

 体が小さい前澤氏は、既製のSサイズもXSサイズも「合わなくて」と、氏のビジネスポリシーの一つ、「自分が楽しめることをやる」の延長線上に、この企画があったと示唆。少し補足すると、氏は自動採寸スーツ&オーダーメード通販を掲げ、スーパーマンのタイツ的なもので測って、ピッタリのサイズの服を届けるというのだ。

 それでも終始、「ユニクロ」と比較したがる記者に、「どうしてもユニクロと比較したいんですね。商品についてですか? ビジネスですか?」と言いつつ「ぼくがユニクロのビジネスについてどうこういうことはできない」「基本、違うことをやっていると思います」と説明。文字だけ追うと、ややキレ気味のようにも思えるが、前澤氏は、こんなことでキレるような人ではないらしい。

 氏がSNS上の、いわゆるアンチにも寛大で、そこから学ぶことも多いとしていることはワイドショーやスポーツ紙も取り上げた。さらには「ぶっちゃけ教えてください」と、自身を「応援したい」か「応援したくない」か、アンケート調査まで行っている。約10万人が参加した結果は、7対3で「応援したい」が「応援したくない」を大きく上回った。

 すると前澤氏は「それで本を出すことにしました」と。こうした氏の動向をみた“芸能部”(タレント)は、「やっぱり戦略的にみえる」「剛力彩芽ちゃんが利用されているのではないか」と受け取る者が多いし、庶民的な商材のCMに出演している剛力の今後の契約まで心配している者までいる。

 しかし、剛力の所属事務所スタッフが「心配しているらしい」という声は聞こえてきても「激怒している」とは聞こえてこないのである。ある芸能関係者は、「オスカーの社長は、かつての“りえママ”のような思いなのではないか」と。つまり、「一流のものを見なさい。知りなさい。勉強してきなさい」ということだ。

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン