ライフ

「爪切り音で起きる」千原ジュニアより怖い神経質パパの生態

千原ジュニアも神経質キャラで知られるが(時事通信フォト)

 医者や弁護士、実業家といったハイスペック男性との飲み会を楽しむ「港区女子」。多くのハイスペ男性を見てきた現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏は、「彼らは結婚すると“神経質キャラ”が開花するケースが多い」と語る。なぜなのか。吉川氏がリポートする。

 * * *
 神経質キャラとして知られるお笑い芸人の千原ジュニアが、先日、兄の千原せいじと一緒に『徹子の部屋』に出演した。その際のやりとりが話題になっている。ジュニアは、「自分でも結婚する日が来るとは思っていなかった」と語り、ちょっとした生活音で妻とバトルになったことがあると告白。

「奥さんが隣で爪切ってたんです。物音とかですぐ起きるんですよ。人が寝てるのに爪切るのやめてくれ言うたら“なんて小さい男なんだ”と。そんなことで起きるなと。子供産まれてきたらどないすんねんて言われたんですよ」

 そして、昨年末に長男が産まれてからは妻から耳栓を渡され、「これして寝なさい言われて。してますけど、耳栓なんかぶち抜く大きさやからね」と語った。

 また、妻の食べ残したカップのアイスクリームが冷蔵庫に入っていたことが気になって仕方がないとも明かし、「食えや1個くらい。何残しておいてんねんて」と語って黒柳徹子を苦笑させていた。

 確かに神経質だが、港区女子との飲み会に来ていたハイスペック男性が結婚すると、同じように、いや、ジュニアよりも凄まじい神経質さを開花させるケースが多い。

 大島優子似のアツコは、港区飲み会で知り合った外資系金融のハイスペ男子と2年前に結婚した。結婚前に一緒に住むようになってから、その“細かさ”は聞かされていた。彼はアツコにこんな言い方をしていたという。

「俺が稼いでるんだから、家事は完璧にやって。この食器とか、汚れてるじゃん。食洗機に入れる前に下洗いした? あと、ホコリ。ルンバだけじゃ足りないから、掃除機もかけて、届かないところは拭いて。ホコリが原因でノド痛めて風邪引いたら、仕事のパフォーマンス落ちるじゃん。その損失はいくらになるかわかる?」

 面倒な姑かよ!って突っ込みたくなるような神経質さ。子供が産まれてからはさらに大変だった。

「夜泣きとかされたら、俺の仕事のパフォーマンスにどれだけ支障きたすか。お前も理解できるだろ? 実家に帰るか、俺が起きないように世話するかして」

 そのため、夫はキングサイズのベッドに1人で寝て、アツコは子供とリビングに布団を敷いて寝ていたらしい。ジュニア妻と同じく耳栓は渡したものの「ほんとうるさいな」「黙らせられないの?」。そしてこう続ける。

「けど、寝顔はすごく可愛いよな。子供を虐待する女とか信じられないよな」──育児に協力ゼロのわりに、モラルは押し付けるらしいのだ。

 私と同い年のマナも、結婚したハイスペが神経質男に変身した。同じくワンオペで育児をしていて家事が少し疎かになり、授乳で間食が増えたマナにハイスペ夫はこう言ったという。

「よくそんな食えるね、ひくわー。家事もろくにしないで、子育て向いてないんじゃない?掃除しないで、子供に毒だと思わないの?」

 完璧な家事はできないから週に1度でいいからハウスキーパーにお願いしたいというと、「そんなお金使うなら自分でやりなよ? 子育てと家事すべて完璧にやるの当たり前だろ? 俺は24時間、完璧な仕事してるし」

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト