筆坂:財務省の文書改ざんとか、あり得ないことですよね。

村上:あり得ないねえ。

平野:中央省庁の8割が障害者の雇用を水増ししていたことも発覚している。

筆坂:これは許しがたいことですよ。これほど酷い障害者差別はないですよ。

平野:だからね、実は私は、安倍さんを内乱予備罪で告発するんです。この7日に検察に告発状を出します。(※9月7日、弁護士の山口紀洋氏、元公明党副委員長の二見伸明氏とともに検察庁へ告発、記者説明会も開いた)

 内乱罪は「憲法が定める統治秩序」を乱す目的で「暴動を起こす」ことに適用され、総理大臣でも対象になる。「暴動」には物理的な暴動だけではなく、脅迫や極端な不正行為、あるいは誘導も含まれるからね。

 安倍政権の5年半を振り返ると、彼は自分の思い通りの国を作るために憲法を改正する前に解釈改憲をやり、様々な憲法の基本原則を踏みにじってきたから、それを具体的に拾い上げて告発するんです。

筆坂:物騒な話だね。

村上:議論をするために告発するならいいことじゃないか。私も政治の熱を奪った罪で告発したいね。

※週刊ポスト2018年9月21・28日号

関連記事

トピックス

今季のメジャーリーグでのプレーは大丈夫?(写真/EPA=時事)
2009年のイチローは開幕間に合わず…WBCメジャー組「それぞれの難局」大谷翔平は大丈夫か
週刊ポスト
『クイズ!ドレミファドン 春ドラマ豪華出演者が激突3時間SP』
放送続く『クイズ!ドレミファドン』 若年増の「イントロ離れ」の中、なぜ今イントロクイズなのか?
NEWSポストセブン
旧NHK党党首の立花孝志氏(左)とガーシーこと東谷義和氏(筆者撮影)
【ドバイに集うクセモノ日本人】ガーシーが最長10年居住できる「ゴールデンビザ」を取得した経緯
週刊ポスト
岩田絵里奈アナと結婚発表の水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナの電撃結婚の背景にあった「岩田絵里奈アナの“左遷人事”」
NEWSポストセブン
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
NEWSポストセブン
“体に入れるもの”にこだわっていた道端ジェシカ(時事通信フォト)
カエル毒、粘土を使って…道端ジェシカ容疑者「薬物逮捕」で注目される“特殊な健康志向”
週刊ポスト
不倫疑惑も報じられた篠田麻里子
《離婚成立》篠田麻里子、不倫疑惑で「地元福岡ドラマ」の出演が見送りになっていた 始球式務めたホークスとも離別
NEWSポストセブン
アナウンス力、ナレーション技術も高く評価される
中村倫也と電撃婚の水卜麻美アナ、ザワつかせた「結婚発表2週間前の号泣」ようやくわかったその胸中とは?
NEWSポストセブン
成人男性の体重が36.8キロになっていた(大津地裁)
【同居男性虐待事件】懲役24年の判決に“涙なき”嗚咽の被告女性「被害男性にゴキブリの足を食べさせていた」
NEWSポストセブン
明菜
中森明菜が突如コメント「バカ殿」志村けんさんとのこと「どれだけダメ出しされても大丈夫」のアドバイスも
NEWSポストセブン
当時、唐橋は交際について「そっと見守ってください!」とコメント(2018年10月撮影)
《メガネを外した貴重シーン》唐橋ユミが表情トロン、結婚相手の映画監督とラブラブデート現場
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
NEWSポストセブン