阪神OBは関西のスポーツマスコミに再就職し、そこから監督やコーチになるのが定番。監督人事を巡ってはメディアを巻き込んだ“お家騒動”となる。
「金本監督が評論家を務めていたスポニチとデイリーが続投に向けて応援し、サンスポ、報知、日刊スポーツが攻撃するというのが今の構図。
昨年、掛布(雅之・63)二軍監督を辞めさせたことで、金本監督に苦言を呈するOBが多くなっているのも事実です。生え抜きを望む安藤統男元監督(79)を中心とするOBたちは掛布氏を神輿に担ぎ、吉田義男元監督(85)のグループは岡田彰布氏(60)を盛んにプッシュしている」(同前)
他にも生え抜きの候補は平田勝男・チーフ兼守備走塁コーチ(59)、福原忍・二軍投手コーチ(41)、安藤優也・育成コーチ(40)らの名が挙がる。
「金本監督が辞任するとすれば、東北福祉大で同僚だった矢野耀大・二軍監督(49)を推薦することになると思います。ウエスタン・リーグでは目下、2位を3ゲーム離して首位を快走しています」(同前)
※週刊ポスト2018年9月21・28日号