芸能

Koki,は活躍を続けられるか? “親の七光り”脱却のカギは

CM発表会には多くのマスコミが詰めかけた

 木村拓哉(45才)と工藤静香(48才)の次女・Koki,(15才)が、今月2日、大塚製薬の新飲料CM発表会に登場すると、異例ともいえるマスコミ約100社約140人が殺到。改めて注目度の高さがうかがえた。デビューから4か月で一躍スターダムにのし上がったKoki,は、このまま活躍を続けることができるのか?

 今回の会見でのKoki,の印象について、コラムニストの仁科友里さんはこう語る。

「Koki,さんは、“初々しい新人タレント”という感じでした。慣れていないのか、マイクを持つ手も話しているうちに下がっていました。でも、圧倒的な華があって、15才の新人と思えないほど堂々としていました。普通の新人だったら、あれだけの数のマスコミを前にしたら、表情がかたくなって何もしゃべれなくなってしまうもの。また、母親のファッションを思わせる黒の上下とチョーカーを合わせるスタイルが印象的でした」

 今年5月発売のファッション誌『ELLE JAPON』7月号でモデルデビューしたKoki,。8月に日本初かつ歴代最年少で『ブルガリ』のアンバサダーに、9月にはシャネルのビューティーアンバサダーに就任した。

「今のようにモデルをやりながら、CM出演という活動を続けるなら、テレビには進出せず、露出はSNSメインでいった方がいいと思います。SNSによって、ファンを獲得することができますし、今やSNSのフォロワー数は企業側がCMに起用する判断基準のひとつになっていますから」(仁科さん・以下「」内同)

 Koki,のインスタグラムのフォロワー数は130万人以上で、圧倒的な影響力を持つ。動画を増やすなどして、このままSNSで積極的に情報発信するスタイルはアリだという。

 モデル業は、両親とも進んでいない分野。親とは違う方向に進んだことは、Koki,の活動にとってプラスだと仁科さんは指摘する。神田正輝と松田聖子の長女・神田沙也加の例を挙げると、沙也加はデビュー当初アイドル路線で活動したが、伸び悩んだ。そこで自ら志願し、声優学校で勉強し直している。

「沙也加さんはアイドル畑では、どうしても母親に敵わないと思うんです。実力の問題ではなく、松田聖子さんはアイドル界のレジェンドですから。でも母親がほとんどやってない分野、声優やミュージカルに進出して、映画『アナと雪の女王』で大ブレイクしました。そのように、2世は親の影を感じさせない分野で才能を伸ばすのが得策なんです。

 2世で親と同じ業界に進んで成功したケースでは、宇多田ヒカルさんがいます。母親の藤圭子さんと同じ歌手ですが、宇多田さんはシンガーソングライターで、藤さんは演歌歌手。ジャンルが違うことで、親の影響が薄くなります」

関連キーワード

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン