芸能

朝ドラで14歳を演じる26歳女優・岸井ゆきのって何者?

26歳で14歳少女を演じる岸井ゆきの(時事通信フォト)

 インスタントラーメンの生みの親・安藤百福と、その妻・仁子の人生をモデルにしたNHK連続テレビ小説『まんぷく』が絶好調だ。長く続いた戦争が終わり、疎開を終えたヒロイン・福子(安藤サクラ)とその夫・萬平(長谷川博己)。敗戦により食糧が不足、家族一同で厳しい生活に耐える──第5週(10月29日~11月3日)の放送は平均視聴率21.9%で、初週(10月1日~6日)以来の高視聴率となった。

 好調の一端を担っていると話題なのが、福子の14歳の姪・香田タカだ。10月31日の放送回では家族で営むはんこ屋の店先に立つタカが登場。「ハンコ作りませんかぁ」と道行く人に声をかける屈託のない笑顔が23.1%と週トップの視聴率に結びついた。

 演じているのはなんと役よりも12歳上、実年齢26歳の女優・岸井ゆきの。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』を始め、TBSのヒットドラマ『99.9―刑事専門弁護士―』などに出演経験がある女優だが……彼女の名を初めて聞いた、という人も多いだろう。

「かねて実力派と言われてきたが、ブレイクのチャンスに恵まれなかった。最近まで飲食店で皿洗いのバイトを週3回していたという遅咲き。下積み生活から抜け出したいとオーディションを受けまくっていたようですが、本人が一番出たがっていた朝ドラはなかなか決まらない。諦めかけていたときにやっと手に入れたのが、今回のタカ役だったそうです」(朝ドラスタッフ)

 苦難の時代を明るく生き抜くタカの姿に、自分の下積み生活が重なったのかも。

※週刊ポスト2018年11月23日号

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン