座談会は大いに盛り上がった
私は元々、愛人へのイメージは悪くないんです。実際に愛人をやっていたこともあるくらいなので。だから愛人キャラが定着して「やっと肩の荷が降りた」と思いました。グラビア“アイドル”だと恋愛の話もプライベートの話も控えなきゃいけないのが息苦しくて息苦しくて(笑い)。
私はもっと自由に、華やかに生きていきたい。だから愛人、お嬢様と言われるようになって「普通の私でいていいんだ」と思えたんです。私は愛人のイメージを付けていただいて嬉しかったですね。その先駆けとして、愛人というジャンルを引っ張ってくださった壇蜜さんや橋本マナミさんって、セクシーさだけではなく知性も際立っていますよね。
園:30代半ばになって、女性目線のコメンテーターとして注目されてますしね。2人とも「私は愛人でいく」ってずっと貫いているからこその今だと思うんです。自分の姿勢に自信をお持ちだし、それがカッコいいな。
和久井:中身が伴うことで、支持してくれる方も増えるのかなと思います。同じ愛人系グラドルのカテゴリーでも、自分らしさを出して、それぞれの愛人像、愛人の世界を広げられたらいいですね。
【プロフィール】
◆わくい・まさこ/1994年、福岡県出身。2018年、週刊誌に4週連続で掲載された撮り下ろしグラビアが「平成最後のセクシーお姉さん」として話題を呼ぶ。「ポスト橋本マナミの急先鋒」「平成最後の愛人」というキャッチフレーズも。趣味は読書、グラビア鑑賞。
◆みた・うい/1990年、神奈川県出身。音大卒業後、グラビアアイドル、レースクイーンとして活躍。2015年、「恵比寿★マスカッツ」に加入。持ち物や立ち居振る舞いのセレブぶりから「三田夫人」と名付けられる。
◆その・みやこ/1992年、徳島県出身。東京ドームで野球観戦中にスカウトされ、2016年にグラビアデビュー。「史上最高の愛人」、「不貞したいグラドル」や「日本一身近な愛人」「第二の壇蜜」など“愛人キャラ”として数多くのグラビアに登場。154cm、身長にそぐわぬGカップバストが魅力のトランジスタグラマー。
取材・文■HEW 撮影■副井康弘
※週刊ポスト2018年12月7日号