そう苦笑いするアスカさんは、磯山さやかに似たおっとり系。2年前から参加するようになった婚活イベントでは、次第に“効率重視”になっていったという。
「最初に参加した頃は、ちゃんとカップル成立を狙っていたんですよ(笑い)。でも、カップルになった人と改めて会ってみたら男としては“いい人”止まりだったり、まだ何もしていないのに結婚とか親の介護の話をされたり……。
それで婚活イベントでよく観察したら、私と同世代の女性は、何人かと連絡先を交換していることに気づいたんです。お姉さんになればなるほど、ルールとか気にせずに動いています」
この日は、フリータイムで盛り上がった会社員Aさん(35)、Bさん(40)、自営業Cさん(42)、公務員Dさん(28)の4人と交換。“メインイベント”を終えると、カップル発表を待たずに会場を後にした。
「何度も参加しているし、気まずいですよ(笑い)。カップルになっちゃうと、せっかく連絡先を聞いた男性とも会いづらくなりますしね。とりあえず、金曜の夜にAさん、土曜の昼にDさん、夜はBさん、水曜にCさんと会う約束をしました」
※週刊ポスト2018年12月14日号