作業場まで作業員を運ぶゴンドラで記念撮影
時代の流れとともに、街並みも変化した。当初は低かった街並みも高層ビル群が目立つようになり、より高い電波塔が必要とされ、2012年に「東京スカイツリー」が完成する。これをもって、今年9月に半世紀にわたって続けてきたテレビ電波の送信を終了し、現在はTOKYO FMとInterFM897のラジオ電波の送信をするのみ。電波塔としてのほとんどの業務をスカイツリーに譲った。
しかし、高度経済成長期、シンボルとして親しまれ、日本人の誇りとして人々を勇気づけてきたその姿は変わることはない。
協力■日本電波塔株式会社
※週刊ポスト2018年12月21日号