ライフ
2018.12.14 16:00 週刊ポスト
【大塚英志氏書評】朝毎読や電通など全方位に角が立つ本
「翼賛一家」メディアミックスは外地でも展開、台湾では「ニコニコ共栄圏」なるプロパガンダに合流するのも冗談でなく本当だ。作品としては何一つ見るべきものを残さなかったが、版権の統一管理は現在のメディアミックスの基本。メディアミックスの語自体、翼賛会周辺にいて後に「電通」などの中核になった人々が戦後使い出したことばなのだ。
だが、気づいてほしいのは、あの戦争の、あの体制は「素人」が「投稿」を通じて自ら動員される参加型ファシズムであって、何だかとてもよく似たものをぼくはwebで日々見ている気がする、ということだ。
※週刊ポスト2018年12月21日号
関連記事
トピックス

コロナ禍で「理高文低・国公立回帰」強まる大学受験 Fラン大の定員割れは減少
NEWSポストセブン

中村芝翫 観客を爆笑させた大物歌舞伎役者の「不倫いじり」
週刊ポスト

眞子さま 「歌会始」延期で封印された小室圭さんへの“愛言葉”
週刊ポスト

草なぎ剛の妻 交際後に夜遊び卒業、酒もたばこも止めSNS全削除
女性セブン

嵐FC会員に届いた手紙「メンバー写真に大野クンがいない」の騒然
女性セブン

今春パパになる二宮和也、西島秀俊夫妻の助言を受けて妻と挑んだ妊活
女性セブン

小室圭さんは諦めたこともあったが… 眞子さまが後に引けない事情
女性セブン

中村芝翫の不倫相手 藤原紀香と結婚前の片岡愛之助との交際歴も
女性セブン