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2018.12.14 16:00  週刊ポスト

【大塚英志氏書評】朝毎読や電通など全方位に角が立つ本

「翼賛一家」メディアミックスは外地でも展開、台湾では「ニコニコ共栄圏」なるプロパガンダに合流するのも冗談でなく本当だ。作品としては何一つ見るべきものを残さなかったが、版権の統一管理は現在のメディアミックスの基本。メディアミックスの語自体、翼賛会周辺にいて後に「電通」などの中核になった人々が戦後使い出したことばなのだ。

 だが、気づいてほしいのは、あの戦争の、あの体制は「素人」が「投稿」を通じて自ら動員される参加型ファシズムであって、何だかとてもよく似たものをぼくはwebで日々見ている気がする、ということだ。

※週刊ポスト2018年12月21日号

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