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新聞の同じ行を読み返す、トイレで狙い撃ちできなくなる病気は

ちゃんと”的”に向けてできる?

「目の異変」のサインは気づきやすいものばかりとは限らない。

「加齢によってまぶたの端が垂れ下がる眼瞼下垂では、行の頭が認識できず、同じ行を何度も読み違えることがあります」(吉祥寺森岡眼科院長の森岡清史医師)

 眼瞼下垂は視野の上部が欠けてしまう症状が特徴である。

「この患者の悩みで多いのは、横断歩道を渡る際に信号が見づらくなって赤信号に変わっているのを見落とすというもの。こうした徴候が出たら要注意です」(二本松眼科病院の平松類医師)

 トイレで“狙い撃ち”できなくなったら、目が関係している可能性がある。

「左右どちらかの目の視力が低下して、距離感がつかめなくなっている怖れがあります。その場合、眼底で出血が起きる網膜静脈閉塞症などの片目が見えにくくなる病気の可能性があります」(平松医師)

 誰もが眩しく感じるフラッシュだが、その見え方によっては重大疾患が疑われるケースがある。

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