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2019.01.23 16:00  週刊ポスト

虫歯治療の古い常識 先進国で「銀歯」が主流なのは日本だけ

 拙著『やってはいけない歯科治療』の出版後、多くの読者から相談が寄せられた。最も多かったのが、「今、口にある銀歯を外して確認すべきか?」だった。第一線の歯科医たちの考えを総合すると、判断のポイントは3つ。

(1)自覚症状
 痛みなどの自覚症状があれば、「銀歯」を外すのが第一選択。トラブルが起きていない「銀歯」をあえて外す必要性は低い。

(2)銀歯の形状
「銀歯」が部分的に嵌め込まれているのがインレー、冠のように全体を被せているのがクラウン。インレーなら、外した後にレジン修復できる可能性があるが、クラウンをレジンに置き換えることは難しい。

(3)神経が残っているか
 一般的に神経を抜いた歯は、強度面などが大きく低下する。その為「銀歯」を外す際、抜歯になるリスクが高い。

「レジンは銀歯より、耐久性や強度に劣る」と主張する歯科医がいるが、臨床研究では両者の生存率に有意差はないと立証されている。レジン治療が得意な歯科医は「日本接着歯学会」「日本歯科保存学会」の所属であることが多い。

※週刊ポスト2019年2月1日号

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