竹島(独島)については、古地図の島の位置を捏造して韓国領であると主張
韓国政府は2006年、教育部の傘下に竹島研究の専門機関「東北アジア歴史財団」を設立、2011年には小中高生向けの副教材『独島を正しく知る』を作成した。若年層に向けた“独島教育”に一層注力している。
「副教材は『独島が韓国の領土であることを国際社会に拡散させる』ことを目的としている。それに対抗するには、日本側にも韓国の主張にきちんと反論できる専門研究機関が必須です。そうした準備もないままに日本で竹島教育を始めても、韓国側を挑発してさらなる反発を招くだけ。まだまだ準備不足です」(下條氏)
「日帝」の非道さを訴えるために、強制連行や虐待などの虚構をこれでもかと描いた慰安婦映画『鬼郷』が、2016年、韓国で大ヒットした。
「反日感情が高揚する映画は韓国マスコミが全力をあげてプロモーションを仕掛けます。慰安婦や徴用工などについて詳しくない若い世代ほど、映画を通じてそれが事実であると信じてしまう傾向がある」
と韓国人ジャーナリストの崔碩栄氏はその危険性を指摘する。『鬼郷』のヒット以降、次々に新作が生み出される慰安婦映画の影響が懸念される。
目下、「日帝」の象徴として集中的なバッシングを受けているのが「旭日旗」である。同旗に近いデザインであるだけで無関係なものまで糾弾され、欧米では韓国系学生が反対運動を行うほどの過熱ぶりだ。