芸能

橋本マナミ、愛人キャラ予想させなかったブレイク前の純朴さ

まだ”橋本愛実”だった頃の1枚(撮影/橋本雅司)

 いまや「国民の愛人」として大人っぽいセクシーな魅力が人気の橋本マナミは、中学1年生のときに全日本国民的美少女コンテストをきっかけに芸能界入り、16歳で水着グラビアデビューした。写真家の橋本雅司氏が、当時の思い出を語る。

 * * *
 橋本マナミちゃんと初めて会ったのは彼女が高校2年生の時。まだ「橋本愛実」だった頃です。2001年に『Bun Bun Bum』(ワニブックス刊)をオーストラリアのケアンズで撮ることになったんです。

 当時の彼女はちょっと垢抜けない純朴な女の子という雰囲気でした。それは悪い印象ではなく、飾り気のない素直な子だなと感じましたね。

 彼女はとても純朴でウブな感じが佇まいからにじみ出ていたんです。デビュー当時はまさか国民的愛人キャラなんて、大人っぽいセクシーさで人気になるとは思いもしませんでした。今の人気もそのウブさが残っているからこそじゃないかなと僕は思っています。

 素直さだけでなく彼女の芯の強さとプロ意識を感じさせるエピソードがあります。

 2004年に撮影した『夏、の、果、実、』(音楽専科社刊)のロケで、水着での撮影でした。彼女が勢いよくジャンプしたら、ブチッと横紐が切れたんです。それも下の水着が。アンダーショーツもつけていなかったようで丸見えになっちゃった。現場には男のスタッフもたくさんいるから絶対恥ずかしいはず。それでも彼女は笑顔で、しっかり撮影を続けたんです。すごいプロ根性だなと感心しましたね。僕はファインダーの外で起きたその瞬間は見ていないんだけどね(笑い)。

※週刊ポスト2019年2月15・22日号

関連記事

トピックス

佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
東日本大震災発生時、ブルーインパルスは松島基地を離れていた(時事通信フォト)
《津波警報で避難は?》3.11で難を逃れた「ブルーインパルス」現在の居場所は…本日の飛行訓練はキャンセル
NEWSポストセブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
宮城県気仙沼市では注意報が警報に変わり、津波予想も1メートルから3メートルに
「街中にサイレンが鳴り響き…」宮城・気仙沼市に旅行中の男性が語る“緊迫の朝” 「一時はネットもつながらず焦った」《日本全国で津波警報》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
夜の街での男女トラブルは社会問題でもある(写真はイメージ/Getty)
「整形費用返済のために…」現役アイドルがメンズエステ店で働くことになったきっかけ、“ストーカー化した”客から逃れるために契約した「格安スマホ」
NEWSポストセブン
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
技能実習生のダム・ズイ・カン容疑者と亡くなった椋本舞子さん(共同通信/景徳鎮陶瓷大学ホームページより)
《佐賀・強盗殺人》ベトナム人の男が「オカネ出せ。財布ミセロ」自宅に押し入りナイフで切りつけ…日本語講師・椋本舞子さんを襲った“強い殺意” 生前は「英語も中国語も堪能」「海外の友達がいっぱい」
NEWSポストセブン
大日向開拓地のキャベツ畑を訪問された上皇ご夫妻(2024年8月、長野県軽井沢町)
美智子さま、葛藤の戦後80年の夏 上皇さまの体調不安で軽井沢でのご静養は微妙な状況に 大戦の記憶を刻んだ土地への祈りの旅も叶わぬ可能性も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト
NYの高層ビルで銃撃事件が発生した(右・時事通信フォト)
《5人死亡のNYビル乱射》小室圭さん勤務先からわずか0.6マイル…タムラ容疑者が大型ライフルを手にビルに侵入「日系駐在員も多く勤務するエリア」
NEWSポストセブン