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2019.03.01 07:00  週刊ポスト

「宇宙人ジョーンズ」CMが異例のロングランを続ける理由

CMプランナーの福里真一氏

「『BOSS』のブランドコンセプトは『働く人の相棒』。発売当初の矢沢永吉さんの出演CMはそれを表現していましたが、その後商品の中身を説明するCMが続きました。そこで、もう一度『働く人の相棒』をキチンと描こうとなったんです」

 当時は、小泉改革の負の側面が注目されていた。

「テレビから流れるもので世の中の人たちを暗くさせるものを考えた時、ネガティブなニュースを集めてきて朝から夜まで報じているニュース番組だと思いました。その逆をすれば明るいCMになると思ったんです。でも、人間にポジティブなニュースを報じさせたら単なる自画自賛になってしまう。そこで宇宙人が地球の調査をするという設定を考えたんです」

 そうして生まれたのが、米国俳優のトミー・リー・ジョーンズ演じる宇宙人調査員と、「このろくでもない、すばらしき世界。」のキャッチコピーだった。

 宇宙人ジョーンズの調査報告はお茶の間をくすっと笑わせる。例えばカラオケ店員だった時には、「この惑星の住人の“歌”と呼ばれるわめき声はまったく耳障りだ」とつぶやくも、『舟唄』を聴きながら「この惑星の八代亜紀は泣ける」と報告した。

「宇宙人ですから基本的には否定から入ります。でも、最終的にそうは言っても地球にはいいところもあるよね、といったポジティブな部分を見つけて報じています。単に褒めるだけでは共感が得られませんから」

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